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2015J2#29 札幌0-0岡山@札幌ドーム

 小野と稲本が同時に出たことで、何より話題作りが大事なフロントは大喜びだろうが、本質がそこにないことは言うまでもない。プレーしていたのは内村と小野だけで、他は攻守ともにリアクションばかりか、ナザリトのように何もしようとしないかのいずれかだった。どうやらフロントの言う「クオリティー」とは「チームのためにプレーしない」「手前勝手」と同義語のようだ。
 だいたい、トップ下に預けてスルーパスに期待するような、世界では絶滅しかけている方法論にすがっている時点で目先しか考えていない。本当にこれが四方田が望むやり方なのか。これまでの彼のチームを見る限りでは疑問を呈さざるを得ない。味方のために動こうとしない態度や、人はいても必要な場所におらず、マークもまともにできない、目の前の敵に簡単に交わされる守備をみても選手のモラールが落ちている一方であることは明らかで、試合を重ねるごとにバルバリッチの正当性ばかりが際立ってきている、とも言える。
 目が肥えていないファンのために「分かりやすさ」を提供しているつもりなのかもしれないが、そもそも目を肥やせていないのは自分たちに責任の大半がある。それでもフットボールから逃げ続けるつもりか。
 小手先のネームバリューに何の意味があるのか。最大の宣伝材料はフットボールであるべきで、フロントの仕事は、それこそ「クオリティー」のあるゲームを見せるために最大限のバックアップをすることだ。断じて表にしゃしゃり出て要らぬ口出しをすることではない。

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2015J2#28 長崎0-0札幌@長崎県立総合運動公園陸上競技場

 相手がミスを待つばかりで奪いにこなかったから、回せただけだ。その割に何かを考えているとは思えないようなパスミスを連発し、相手の「誘導」に従ってサイドに逃げて、固めている中央に放り込むばかりだった。その精度、タイミングに問題があるのも相変わらずで、ポジションを崩す動きも最後に堀米が何回かやっただけ。フロントがご執心の前田も最初の数分以外は普段通り狭い範囲を徘徊するばかりで、どこにクオリティーがあるのか人気解説者の方に説明を求めたいほどだった。
 後半勝負というベンチの狙いは見えたが、その割に少ないチャンスに懸ける、という思いはピッチからは伝わってこなかった。ポストに当たった時も、読み、予測を働かせていないから跳ね返りに反応できないし、都倉があれだけ打っているのに誰も詰めていない。「一体感があった」そうだが、人任せで自分では何とかしようとしないところばかり意思統一されても何にもならない。
 ポジショニングすらまともにできておらず、トランジションなんて言葉は忘れたとしか思えないザマを見れば、バルバリッチの時より後退しているのは明らかだ。今度はクラブ側は「小野が出れば」とでも言い募るつもりなのだろう。ただ、いくら口が達者でも、もう言い訳のカードはない。次に結果が出れば、何が正しかったのかが明らかになるはずだ。

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