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2015J2#19 札幌1-1北九州@札幌ドーム

 途中までは、申し分のないプレーぶりだった。プレスに慌てることなくスペースに運び、ブロックをつくってくれば古田や内村が間で受けて崩しの起点となる。ボールを奪いにいく姿勢やトランジションの意識も十分で、相手に何もさせなかった。形はどうあれ、得点は必然だったといっていい。
 流れをぶち壊したのは、ベンチだった。内村を下げたのはともかく、そこにポイントをつくるプレーが得意ではない上、ボランチでハイパフォーマンスを見せていた宮澤をはめ込んだのは、まったくの意味不明だった。実際、流麗な連携を見せていた左サイドがここから機能不全に陥って攻め込まれることが増え、その修正のために余計な交代枠を使う羽目に陥った。ただ、一度波立ったメンタルは形を戻したからといってそう簡単に戻るものでもなく、櫛引の軽率な対応から追いつかれると、あとは下を向く者、焦る者ばかりとなり、それ以上何かを起こすことはできなかった。
 2点目を取れなかった前線、何もないところから得点をプレゼントしたに等しい櫛引はもちろん猛省する必要があるし、より大きな過ちを犯したベンチも気を引き締め直さなければならない。いいプレーができているときに勝手にコケるのほど馬鹿げたことはないが、それが頻繁に起こるのもフットボールだ。この程度の「落とし穴」で済んだことに感謝して、次に向かってほしい。

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