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2015J2#1 栃木1-2札幌@栃木県グリーンスタジアム

 チームとしてどうプレーするのか、バルバリッチが何もサジェスチョンをしていないわけがない。しかるに、90分間人が守って、人が攻めていただけだった。コンディションについてエクスキューズはあろうが、それ以前のプレーに対する意識が何も変わっていなかったことに、失望を禁じ得ない。また荒野がラフプレーを受けてこっちが出したボールを相手が返さなかった時に、荒野自身がカードと引き換えに止めたシーンなぞ、チームスピリットの欠如を証明する最たるものだった。なぜ彼がことに及ぶ前に何プレーかあった中で、誰も行こうとしなかったのか。「仲間を守る」という最低限の思いすら誰も持ち合わせていない、と考えると寒々しさしか感じない。
 個人レベルでの収穫がなかったわけではない。稲本の危機察知力、ボール奪取力や正確な判断は札幌の中盤に長らく欠けていた要素だし、ナザリトの打開力はどのチームにとっても脅威だろう。ただ、他の9人も明確にプレービジョンを共有して労を惜しまず戦わない限り(誰の個力でも同じだが)チームに還元されることはない。
 このままでは、いつもの繰り返しだ。いくら言っても聞かないとなれば、ある日突然バルバリッチが「No idea」なぞと言い出さないとも限らない。そうなったらチームは消滅に向かって転がり落ちていくだけになる。本当に勝ちたいなら、成長したいのなら、監督の言うことすらまともにできない現状をシビアにとらえ直す必要がある。のんべんだらりとオフを過ごしてきたことの証明なんか、誰も見たくない。

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