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2014J2#22 札幌1-1大分@札幌ドーム

 ラドンチッチに放り込む以外の発想を持たない相手にそれでやられたのも、2点目を取りきれなかったのも、このチームが抱え続ける甘さではある。それでも、過去数ゲームと違って下がることなくゴールを奪いにいき続けたことは評価すべきだ。
 まず、全体の運動量が上がった。ランが増え、サポートが厚くなったのはトレーニングの成果に加えて、技術的にも判断でもミスの少ない小野が入ったことと無関係ではあるまい。全体が高い位置でプレーしたことで、ネガティブ・トランジションの質が上がり、素早くボールを回収できる。人数がいれば攻めの迫力も増すのだから、まさに好循環だった。
 あとは、攻め切る、決め切ること。カウンターに味方が付いてきていない場面も多く、イージーミスも相変わらずだった。ただアイディアは出せていたし、僅かなズレで潰した好機もあった。いずれも意識付けと意思疎通をクリアにしていけば解決するはずのものだ。
 やっと明確な方向性が見えてきた。これを続けていかなくてはならない。フィジカル的により厳しいアウェイで同等のことができるかが、当面の課題となるだろう。また、このゲームに関しては札幌の選手の悪癖である「丸投げ」もなく、小野をうまく使えていたが、難しい状況になった時に頼り切らないことも重要だ。何とかするのは「誰か」ではなく自分。ワールドカップの妙なトレンドには乗らないようにしてほしいものだ。

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