« 2014年6月15日 - 2014年6月21日 | トップページ | 2014年7月6日 - 2014年7月12日 »

2014J2#20 札幌3-2岐阜@厚別競技場

 何も学んでいない。2点取ったところで安心し、事故のような失点で動揺し、追いつかれたら完全に下を向く。これほどこのチームの甘さを端的に表現してくれるゲームもそうはあるまい。だいたい、最後の10分ほどなど、取るより取られる可能性のほうがはるかに高かった。それだけ何もかもが止まっていた。自分で蒔いた種を予定通り収穫されただけで、全てを諦められるメンタリティーの方が不思議である。下がりかけた時間帯に奪いにいこうとする動きがなかったわけではないが、それも単発で全体を動かすには至っていなかった。
 ベンチもいい勝負だった。こちらは1点で勝った気になっていたようで、またしても内村に長い時間を与える。前節、ミッドウィークの練習試合と見れば彼がゲームをできるコンディションにないのは明らかだ。不可欠な存在であることに議論の余地はないが、それはフルフィットしていれば、の話だ。試合はリハビリの場ではない。また、結果的に点は取ったが、ソンフンの使い方もトレーニングで共有されていないのが明らかだった。適当に放り込むだけで何とかできるのなら、とっくの間にレギュラーで10点以上ぶち込んでいるだろう。
 何のために戦うのか、どうすれば勝てるのか。フロントから現場までそこを真摯に突き詰めていないからこんなゲームばかりになるのだ。あんな何から何まで粗雑なチームを圧倒することもできず、あまつさえ勝ち点を失いそうになる。とても「昇格」なんて口にする資格はない。マーケティングのためにフロントがメンバー選考に口を出すところだけビッグクラブ並みになっても仕方ない。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2014年6月15日 - 2014年6月21日 | トップページ | 2014年7月6日 - 2014年7月12日 »