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2012J1#27 F東京2-1磐田@味の素スタジアム

 東京は前半、相手のコンパクトなゾーンを前に足元で回すばかりで、最後の方はルーカスに預けて何とかしてもらおう、といった風情。後半に必要なのは足を使うこと、のはずだった。ところがポポヴィッチの選択は前線の外国人を増やしてゴリ押しの度を増す、というもの。まさか、あまりの出来の悪さにヤケを起こしたわけでもあるまいから、もろもろのコンディションまで計算し尽くした上での策だったのだろう。実際、内容は改善されなかったが結果はついてきたのだから、このゲームに関しては正解だった、ということになる。もっとも毎度通用する手でもないので、日々のトレーニングでベースを再確認していくことになるだろう。
 磐田は重心を守備に置きながらも、小林裕や山田、松浦といったあたりがゾーンの間に常に顔を出して受けていたのでビルドアップから展開までは非常にスムーズ。山田が絞り気味な分、前が空いた駒野が頻繁に上がるなどオートマティズムでは明らかに上回っていた。ただ、松浦が動き回ったことで前田の周囲に人数が足りないことが多く、この最大の武器を生かしきれなかったことが悔やまれる。得点シーンのように、菅沼実をはじめとした後列の選手が裏に入っていく回数を増やせれば前田も空きやすくなるし、より脅威は増すはずだ。
 優位な時間帯をモノにできなければ風向きが変わるのはフットボールの常。暑さで足が止まり、最終的には能力で上回る東京のアタッカー陣に対して最終ラインが耐えきれなかった。もったいないゲームにはなったが、目指すものの形は十分に見えた。正しい道に歩を進めているのは間違いないようだ。

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