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EURO2012 Quarter-finals(6/24)

Italy 0-0(4-2 on penalties) England
 デ・ロッシやモントリーヴォがピルロの前後左右に降りてきて補助する形にビルドアップを修正してきたイタリアは、相手がボールを放棄したことも相まって当然のようにゲームを支配する。ただ、バイタルエリアまでは運べてもマルキージオやノチェリーノに追い越して裏を突く意識が乏しく、カッサーノは自分勝手に可能性の低いシュートを放ち続けるだけで、多くの時間帯はブロックの外側で回すばかりだった。前が空いていたことで両サイドバックはよく攻めに参加したが、クロスを入れてもテリーとレスコットが構える中央で勝てる選手はそういない。偶発的なチャンスしかなかったのは、決して不運などではない。そしてドイツは彼らが目指しているものをほとんど持ち合わせている。日程の不利もあるし、まともにぶつかってもまず勝ち目はあるまい。中盤でプレッシャーをかけ続けた上で、スペインにしたように穴を徹底的に突く策を用意できるか。
 エンブレムのライオンをバスに描き換えた方がいいぐらい、恥も外聞もなく中央を10人で固めて守り倒すことを選択したイングランド。390分間、両ストッパー以外に本来すべき仕事をした選手が誰もいなかったのだから、ネガティヴな印象しか残さなかった敗退も受け入れるほかあるまい。ここ数年、人材がいないわけではないのに、人垣を築く以外のチームとしての意図が見えないままだ。ドイツやイタリアのような抜本的な改革を図る時期をとっくに迎えているはずなのに、「母国」のプライドとやらが邪魔でもしているのだろうか。

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