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EURO2012 Group stage#2(6/09)

Denmark 1-0 Netherlands
 持ちたくもないボールを持たされたオランダ。足元から足元に各駅停車のごとくパスを回すだけで、一発芸でチャンスを作れそうなところに行く前にことごとくボールを失っていてはこの結果も受け入れるほかあるまい。対照的にデンマークは奪えばジムリングが受け、ベントナーが引き出す。しかも彼らはさばけばまた次のパスコースを作る。ポゼッション率こそ差があったが、どちらが有効なプレーをしていたかは言うまでもない。デンマークのパスワークにもう少し繊細さがあれば、もっとスコアに差が出ても不思議ではなかった。これでオランダは先を見ている場合ではなくなった。何をすれば点を取って勝てるか、メンバー選考も含めて考え直す必要があるだろう。

Germany 1-0 Portugal
 「ほぼ完成品」対「混沌」―。ドイツは各々のポジショニングが適切だからボールホルダーがまず迷うことなく次のプレーを選択でき、流れるようなビルドアップを実現した。圧倒したのに最後まで冷や汗をかく羽目に陥ったのは、肝心なピースがハマらなかったから。トップがゴメスでは受ける動きやスペースをつくる部分で物足りなさを禁じ得ず、ミュラーやポドルスキの持ち味まで殺してしまっていた。それでも、勝負を決めたのはこの男。最後まで見据えてクローゼを休ませたのだろうが、結果だけ見れば最高だろう。
 ポルトガルは相手のボール回しを後追いするばかりで、ラインがズルズル下がり、 失点後にヤケ気味の4トップにするまでは組み立てすらままならない有り様。ロナウドやナニといった「飛び道具」をどう生かすのか、という共通意識があるようにも見えなかったし、ケイロスがもたらした混乱がまだ続いているようだった。最も可能性を感じさせた「パサー」がぺぺであったことをみても、どうプレーするのか、という方法論は確立されていないようだ。このグループで、それは致命的なファクターとなる可能性が極めて高いだろう。

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