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2010J2#31 富山0-2札幌@富山県総合運動公園陸上競技場

 特にこちらが何をしたわけでもないが、向こうも何もしていない。つまり、ベースの差がスコアの差だった。結果以外に喜ぶべき要素はほとんどない。トップに入った時のサポートが薄く、得点機はラッキーと個人技絡みばかり。やらせてくれる相手だから砂川や高木の技術が生かせただけで、ちょっと強い相手であれば、この内容なら手も足も出なかっただろう。1トップでやる以上、後方から誰かが出て行かなければチャンスはつくれない。後半、上里が積極的に絡んでいって得点も挙げたが、下がり目の選手の飛び出しは本来オプション。高木こそ前に絡む意識が高かったが、それに加えて両サイドがゴールに向かってプレーしなければチャンスにならないのは当然だ。むしろ、この形ならウィング・プレーよりそっちの方が優先だろう。そうすればサイドバックも前が空いて上がれるし、ゴール前の枚数も増やせる。基本的に個の力に頼れない以上、厚みをつくって相手を攻略することを考えるのが一番だろう。
 そのためには正確なビルドアップがますます重要だが、最終ラインのそれは酷いものだった。狙いがあるだけマシだったにせよ、ミスを繰り返した石川、藤山。吉弘に至っては味方のジャージが青だと思っていたに違いない。さすがにフリーの局面でも誰もいないところにばかりボールを出されては話にならない。ずっと苦手にしているのだから、克服しよう、という姿勢ぐらい見せてほしい。芳賀を見習わなくてはならない。
 この期に及んで、ではあるが、地盤が固まってきていることは、この3試合ほどから見て取ることができる。そこに何を上積みしていけるか。攻めでは厚み、精度。守りでは正確なマーキングや集中力。相当に足りない部分がある。結果オーライは厳禁だ。なぜ崩せたのか、なぜ簡単に防がれたのか。なぜ守れたのか、なぜやられたのか。ここを厳密に突き詰めていかなければ、将来はない。

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