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2010J2#25 大分1-2札幌@鹿児島県立鴨池陸上競技場

 形を変えてから流れが良くなったのは確かだが、それはベンチが機能しないフォーメーションに頑迷に拘っていることの裏返しにすぎない。それより、意欲の問題だろう。得点後にダレてピンチを招く悪癖も顔を覗かせはしたが、珍しく最後まで点を取りにいった。このことについては一定の評価ができる。
 だからといって前半のような攻めない、守らない、戦わない、という嘲笑以外に浴びせるものが見当たらない体たらくぶりが消えるわけではない。高原の奮闘がなければ、前半で試合は決まっていた。迷っているから、それをそのままゲームに持ち込む、などということがプロとして許されるわけがない。最低限、ピッチ上で自ら解決しよう、という姿勢を示す義務がある。雷が落ちる前から後半のような姿勢を見せなければならない。
 攻めるのか守るのか、リスクを冒すのか恐れるのか、どこからボールに圧力をかけるのか。現状では、すべて選手任せに見える。アルゼンチンの選手ですら形にするのが精一杯なのに、札幌の選手ごときにそんな芸ができるはずはない。考えさせることは重要だが、丸投げするのなら指導者など必要ない。まず最低限の規律を与え、チームとしてプレーできるようにしなければならない。ユニフォームを着ている連中は連中で、突っ立ってボールを眺めているだけなら、素人でもできる。セカンドボールに反応する、シュートブロックにいく、味方を助けるために走る…。当たり前のことぐらい、プロなのだから90分間継続してプレーしてほしい。

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