« 2010 FIFA World Cup South Africa:Round of 16(6/29) | トップページ | 2010 FIFA World Cup South Africa:Quarter-finals(7/3) »

2010 FIFA World Cup South Africa:Quarter-finals(7/2)

Netherlands 2-1 Brazil
 ともに負けないことだけを考え、リスクを冒さないプレーに終始した。リードしている間のブラジルはそれでも良かったが、追いつかれ、追いかけることになってもそれを変えなかった。相手が下がっているのにカウンターしかしようとしない姿は、王国が持つはずの融通無碍さとは程遠いものだ。またベンチも膠着したゲームに対して何ひとつ有効な手を打とうとしなかった。1人足りないとはいえ、前を増やすなり攻撃的な選手を投入するなり策はあるはずなのにトップ同士を代えただけ。あまりにもリスクを嫌い過ぎ、勝ちに行く姿勢を見せなかった。ドゥンガが限界を露呈した、ということだろう。確かに強かったが、規律だけを重視してプレーするのは、やはりセレソンではない。何もないところから失点して敗れた結果は、アイデンティティーを放棄した罰を受けた、と考えるべきかもしれない。
 オランダは前半、負けているのにカウンターを怖がって何もしようとせず、逆転して相手が1人減ってからやっとプレーを始めた。前からプレッシャーをかけてコンビネーションと個の力で攻め込む、この時間帯のプレーこそが本来の形のはずだ。運だけではこれ以上先にはいけない。こちらも持ち味を思い出さなければならない。

Uruguay 1-1(PSO4-2) Ghana
 双方ともコンパクトかつタイトにプレーし、出せるものは出し切った。それだけ運動量も終盤には激減して打ち合いの様相にはなったが、最後の局面で守備が集中を切らさなかった。ガーナは、アフリカ人の能力に規律が加わったときにどうなるか、という将来像の一端は見せたが、相手を押し切るほどの迫力は持ち合わせていなかった。グループでのオフェンスの質を高めていけば、4年後にはより上を狙えるチームになっているはずだ。ウルグアイはスアレスを欠いてオランダ戦に臨まなくてはならない。相手がどこであろうと、失点は計算できる。どう点を取りに行くがキーとなるだろう。

|

« 2010 FIFA World Cup South Africa:Round of 16(6/29) | トップページ | 2010 FIFA World Cup South Africa:Quarter-finals(7/3) »

WorldCup2010」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/155838/48787282

この記事へのトラックバック一覧です: 2010 FIFA World Cup South Africa:Quarter-finals(7/2):

« 2010 FIFA World Cup South Africa:Round of 16(6/29) | トップページ | 2010 FIFA World Cup South Africa:Quarter-finals(7/3) »