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2010 FIFA World Cup South Africa:Group matches(6/20)

Paraguay 2-0 Slovakia
 立ち上がりから高い位置でプレスを掛け続けたパラグアイが、相手にほとんど何もさせなかった。ただ、攻撃面ではサンタクルスの好プレーこそ収穫だが他に見るべきものはほとんどなく、トーナメントでの戦いに不安を残した。守備力だけでは勝ち抜けまい。スロヴァキアは初戦と同様、グループで何をしたいのかが見えてこず、相手がプレスを緩めてリトリートに移っても形をつくれずじまい。タレントはいるだけに、それを生かす手はあったはずだ。

Italy 1-1 New Zealand
 相手が引いている時にどう崩すのか―。イタリアは、工夫が足りなかった。多くの時間で相手の前でノロノロ回してクロスを放り込むだけで、初戦に比べてその質も低かった。これではわざわざ相手の土俵でプレーしてやったようなものだ。何度かはワンタッチパスで変化をつけようとしていたし、カモラネージが入ってからは後列の飛び出しもあったが、仕掛ける姿勢を欠き、厳しいところにボールを入れていく(受けに行く)勇気もなかった。人材不足を露呈した、ということも言えよう。ニュージーランドは下がって体を張るだけだったが、それを最後まで続けたことを評価すべきだろう。相手の体たらくを考えれば、無駄なファウルを犯していなければ…とも考えてしまうが、それは高望みに過ぎるか。
 
Brazil 3-1 Cote d'Ivoire
 コートジボワールは、何をしに来たのだろうか。立ち上がりこそボールを奪って前に出る迫力があったが、いつの間にか初戦同様に全員が自陣に引きこもる腰の引けた姿勢に戻り、失点してもそのまま。2点目を取られてからやっと敵陣でプレーするようになったが、個人技に訴えるばかりでほとんど形にならなかった。交代策も同じ位置を同タイプの選手に入れ替えるばかりで、チーム全体としてチャレンジする姿勢を欠いたといえる。また、苛立ちを度重なるラフプレーという形で相手選手にぶつける様は、ステレオタイプの「アフリカ」そのもので、大いに印象を悪くしたに違いない。カカにしかレッドカードを突きつけなかったレフェリーに感謝しなくてはなるまい。
 セレソンは、エレファンツを弄んだ。守備陣は個々が相手のアタッカーを問題にしなかったし、攻撃陣は回数は少なくてもチャンスとみれば流麗なコンビネーションで相手を切り裂いた。いよいよエンジンがかかってきたようだ。

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