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2010 FIFA World Cup South Africa:Round of 16(6/27)

Germany 4-1 England
 中盤で引っ掛けて速く攻めたいのはどちらも同じ。ただ、そこからの質が違い過ぎた。縦、横、斜めと次から次にポジションチェンジを繰り返してパスコースをつくり、ダイレクトやワンタッチで動かして取りどころを与えないドイツと、持ち場から動かないからボールホルダーが出せず、結局蹴るだけになったイングランド。途中、ルーニーやランパードが引いたり出たりすることでスムーズに攻められた時間帯もあったが、他の選手ができたスペースに入ってこないので結局フィニッシュは力ずく。持たれてもカウンターをされても、コンビネーション、ライン操作ともに不安定でズタズタにされ続けた守備陣も含め、これ以上勝ち上がる力はなかった。例のシュートがゴールと判定されていたとしても、結果は同じだっただろう。
 ドイツはほぼ完璧といえるゲームだった。次のアルゼンチンも中盤でプレスをかけて最終ラインが直接さらされないように注意し、このゲームのようなコンビネーションで攻め込むことができればそう難しい相手ではない。いい流れになってきているようだ。

Argentina 3-1 Mexico
 メキシコは、個を組織で抑え込むことは、ある程度できていた。それだけに存在するはずのなかった2失点がゲームに大きな影響を与えた。誤審は彼らの責任ではないが、直後の2点目は集中を欠いた、と言われても反論できまい。攻撃でも回してはいても裏を突いたり中央ででボールを引き出す動きが足りず、単調なサイドアタックや手詰まりになってのロングシュートに終始したことで、コンビネーションに難のある相手の最終ラインを崩しきれなかった。韓国もそうだったが、相手の名前に対して必要以上の重圧を感じているようにも見えた。
 アルゼンチンは前線の選手が即興のコンビネーションでゴールに迫る姿にこそ迫力があったが、プレスバックをしたりしなかったり、押されたら押される一方で前に出て行けなくなったり、やはり「個人能力×11」のゲーム運びでは限界がある。ドイツは名前には恐れを抱いてくれないだろうし、組織力では比べものにならない。厳しいゲームになるだろう。

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