« 2009年11月22日 - 2009年11月28日 | トップページ | 2009年12月6日 - 2009年12月12日 »

2009J2#50 札幌3-1横浜FC@札幌ドーム

 今季の縮図のようなゲーム。前半は、得点こそミスを突いたものだったが、引いた相手に厚みのある攻めで圧力をかけ続け、決定機もつくれていた。足りなかったのは精度の部分だったが、狙いは悪くなかったし、こればかりは練習するしかない。
 そして、後半は弱い部分が顔を覗かせる。相手が出てくるのはわかりきっているのに、それをまともに受けてバタついて、ボールを運ぶことすらできなくなる。西嶋のような立場の選手まで、外に開いて時間を稼いでおけばいいプレーで無理なクサビを入れてカウンターを食らっているようでは、この50試合で何を学んできたのか、と言われても仕方があるまい。
 足りないのはリーダーシップを持ったベテランではなく、ゲームヴィジョンだ。ダニルソンやハファエルはそれを持っているので、相手の流れを止めたり、こちらに引き戻すようなチョイスができる。ただ、周りの選手がそれを共有できていないから、30分間も相手ペースでゲームが進むなんてあり得ないことが起きる。逆にそれができればこの国のリーグ戦のレベルならそれ自体がアドヴァンテージになり得る。今季、これだけ苦い薬を飲まされ続けたのだから、選手たち自身がその重要性に気づかなければならない。なぜ残りの15分は圧倒できたのか、なぜそれをもっと早い時間からできなかったのか。前節もそうだった。個々がそれを考えて、答えを出すことができれば、チームとしてまた新しい道が開けるはずだ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2009年11月22日 - 2009年11月28日 | トップページ | 2009年12月6日 - 2009年12月12日 »