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2009J2#49 岐阜2-4札幌@長良川競技場

 20分までは最高のプレーだった。適切な距離のサポートが常にあるから速くボールを回せるし、必ず誰かが裏に走り、そのスペースに後ろの選手が押し寄せたことで相手が対応できないほどの厚みのある攻めができた。特に上里の大きな展開と古田のワンタッチプレーが有効で、スペースに素早くボールを動かすことができていた。その時間帯で3点取れたことも申し分なかった。ただ、サイドにはグラウンダーやライナーでいいパスが出せるのにクサビは苦しいわけでもないのにハイボールばかり。キリノがズラタンやドログバではない以上、いい加減考えてやらなければならない。これで「収まらない」などと彼を非難するのは噴飯モノだ。
 しかも、あっという間の大量リードで安心したのか全員がプレーすることをやめ、前からの守備もサボり出したことで相手にペースを渡し、芳賀の軽い守備を発端に失点したのはいただけない。このシーン自体はロングボールからだったが、それ以外にもノープレッシャーの状態でボールを回され、何度もゴール前に迫られていた。同じペースでできないのは当然だが、これだけ両極端ではゲームの計算がまったく立たなくなる。ゲームをコントロールする、という意識を全員が共有していかないと、同じことが繰り返される。これだけゲームをやっていてもこの部分は上達していないのだから、抜本的に考え方を変えていく必要があるのではないか。 
 後半は賢く算数の計算ができていたといえばそうだが、逆に言えば何もなかった45分間、とも言える。岩沼のシュートだって、心に余裕のない状況で、あの選択をあの精度でできれば素晴らしいが、接戦ならどういったチョイスをしたか。全般にサポートも遅かったし、キリノや古田の頑張りを生かせない場面が目立った。挙げ句に寄せの甘さと集中の欠如が招いた失点。そこから前に出て相手が攻めに出られないような状況をつくれたことは良かったが、それができるのなら最初からすべきだし、前に出るのならもう1点、2点と取るようなプレーを全員でしなくてはならない。やはりどこかしこ抜けている。残り2試合、来季を見据えて、いい時間帯を増やすことと、抜けたプレーを減らすことを徹底していかなくてはならない。

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