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2009J2#39 甲府2-1札幌@小瀬スポーツ公園陸上競技場

 一言で言えば「ふざけるな」といったところだ。戦わない、走らない。前が空いていてもバックパスばかり。ミスだけは一丁前にする。(恐らく)雷を落とされて10分だけプレーして、1点取ったらまた満足したかのように走ることも戦うことも止める。こんな連中が勝てる方策を発見できれば、何かの賞が貰えるに違いない。かつて「No idea」と口走って指揮を放棄した監督がいたが、こんなゲームを見せられれば彼の気持ちも理解できるというものだ。
 バランスを整え、リズムをつくっていた西を外してミスを繰り返していた宮澤を残すなど、またしても自分の好みを優先する意味不明な選手起用をしたベンチも同罪だ。そもそも、ダニルソンに中盤の守備を頼りきる戦術を採っている時点で彼の好不調によってゲームの帰趨が左右される、ということを理解していたのか。実際、このゲームでの彼の出来は酷いものだったが、それを誰もカバーできない。普段彼の身体能力に頼りきりで、しかも読みも予測もする頭がないから、ボールがこぼれてから反応して、遅れた挙句に小手先のタックルで簡単に抜かれて、後ろを数的不利に陥らせるばかり。誰かに頼る、という点ではこのチームが過去にたどってきた道のりとまったく同じだ。甲府の藤田らが全て先読みしてボールの出所をことごとく抑えていたのとは、実に対照的だった。
 結局、レベルが低い、ということに収斂される。ボールはそこそこ扱えても、フットボールをプレーするためのインテリジェンスが致命的に欠けている。何にでも拍手するような客(イングランドもそうだと伝えられるが、彼らの拍手は戦う、ということが前提にある。戦わない奴には痛烈なブーイングが浴びせられる)が大半のチームでそれを身に着けるのは環境的に難しいかもしれないが、客がレベルアップするのを待っていたら自分たちの選手生命が終わっているに違いない。自覚を持ってもらうしかない。クリスティアーノ・ロナウドやメッシぐらいの素質があれば人並みのインテリジェンスしか持ち合わせていなくてもプレーできるだろうが、たかが札幌ごときの選手が、多少上手いぐらいでサボるなんて冗談じゃない。必要なのは頭を使うことと、100%ファイトすること。岡田武史氏が札幌に遺した言葉は、まさにフットボールの真理だ。

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