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2009J2#51 東京V2-2札幌@味の素スタジアム

 前半に苦戦した原因は、監督。さすがに古田のセンターハーフには無理があった。攻撃でこそ視野の広さや状況判断を生かせる場面がいくつかあったが、守備が壊滅的。頑張ってはいるが、レンジも狭いしカバーする感覚もない。こればかりは本人というより、ほとんどやったことのないポジションで使った方が悪い。サイドとセンターでは求められるものも責任も大きく違う。彼のセンスならトップ下という形であればある程度はこなせたかもしれないが、下がり目では相方の芳賀をもカバーに忙殺させることで殺してしまった。少なくとも今は任せるべきではないだろう。
 最終ラインも相手が事実上2トップ以外には攻めてこなかった割にはポジショニングミスや対敵動作のミスが多かったことで決定機を数多くつくられた。全員がひたすらボールばかりに注目を寄せる悪癖は、早々に駆逐しなければならない。このゲームに限らず、相手のレベルの低さに救われた場面が何度あったことか。
 攻撃では後半の途中からハファエルがキリノの近くでプレーするようになるまではまったく前で時間がつくれず、せっかくリズムが出てきたと思ったら今度は精度が低い上に何の工夫もない放り込みに堕する。セットプレーを生かして追いついたこと自体は評価できるが、焦って縦に入れるばかりでほとんど可能性を感じさせなかったビルドアップや、何度となく試みてことごとく通らなかったサイドチェンジなど、前に進むためには克服しなければならない課題が山ほど出てきた。もちろん、決定機を外し過ぎたことも改善されなくてはならない。ただ、やっと意味のない横パスは撲滅されたようだ。崩すためのアイディアも出せるようになってきている。ゴールに向かっている中でのミスなら、技術的な修正を加えれば何とかなる。この姿勢を忘れなければ、来季も相手に脅威を与え続けることはできるはずだ。
 この51試合、得たものもあったが、やはり勝つことによって得られるものに勝ることはない。その部分でいかに甘かったか、チームの全員が思い知ったことだろう。新シーズンは今季得られた課題をフィードバックして、結果につなげていかなくてはならない。それはベンチも選手もフロントも観客も同じ。甘えを排して、クオリティーを追求していけば、必ずや結果はついてくるはずだ。

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