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2009シーズン総括(監督編)

 チームオーダーとしてプレーすることを放棄していたチームに、全く逆のスタイルを植えつける。この困難さを考えれば、1年で結果を求めることは酷だ。もっとも、特定の選手にポジションを与えてどんな状態でも使い続けたり、(試合内容からして)ディテールに関しての指示は控えて選手の自主性を引き出そうとしていたことを見ても、最初から本人にその気はなかったのかもしれない。
 ただ、それによってゲームの質が損なわれたことも多かった。プロとして金を取っている以上、歯がゆい攻め、緩い守りがシーズンの大半で続いたことを「育成」の一言で片付けられては困るし、手を打つことでチームに刺激を与える、という選択肢もあったはずだ。今季だけを見れば札幌の選手の甘さを見誤ったようにも見える(だからこそのベテラン補強の動きなのだろうが)。
 いわば1シーズンを無駄にして、観客を落胆させ続けた、と指弾することも可能なのだ。それをはね返すには近いうちに結果を出す必要がある。できなければ自身が追われるのみならず、チーム自体が消滅の危機に瀕しかねない。それだけの覚悟と自信があっての采配だったと信じるほかないだろう。この51試合で種は十分に蒔いたはずだ。来季は、大きな収穫を得られるようなマネージメントを見せてほしい。

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