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2009J2#34 岐阜0-2札幌@岐阜メモリアルセンター長良川競技場

 良かったのは、最初の十数分だけ。もっとも、この時間帯に得点を奪えたことが勝利につながった。それ以降は、前に出ずに受ける一方で、佐藤へのロングボールのセカンドは動き出しが遅くまったく拾えず、シンプルに嶋田や高木のスピードを生かしてSBの裏を狙ったサイドアタックにはことごとく後手を踏む。そもそも、ボールの出所にまったくプレッシャーがかかっていなかった。ダニルソンは奮闘していたが、彼が一人で追い掛け回してボールを奪っている状況が正しいものだとは言えまい。他の選手が1本目、2本目のパスでミスを連発して相手にボールをプレゼントしているようではどうしようもない。特に宮澤は位置取りが低過ぎる上に守備が軽く、ミスも繰り返して再三相手にチャンスを提供していた。CB2枚と西嶋の対応が適切でなければ、何点か失っていても不思議ではなかった。
 暑さで動けないのなら、前で収めて時間を稼げるように考えてプレーしなければならない。いくらリードしていても、前半の早い時間から終了間際のような跳ね返すだけのプレーに終始していては、いつ取られてもおかしくない。このゲームの結果が僥倖だった、ということになる。ショートパスを前に当ててサポートに行く方が、蹴ってこぼれたボールに働きかけるよりはるかに効率的で有効なはずだ。確かに相手のプレスはタフで、ここ数試合のパス回しを寸断するには十分なものではあったが、普段通りにできないからといって蹴るだけではあまりにも芸がない。ビルドアップを行う上で、複数の選択肢を持っていないからこのゲームのようなことになる。正しい状況判断力があれば、問題なくほかのチョイスができたのではないか。
 おそらく、選手たちもわかっているだろう。次のゲームで鳥栖お得意のハイプレッシャーをいなすようなボール回しを見せてくれるはずだ。同じような引っかかり方を繰り返すようなら、学習能力がない、ということになる。頭を使わなくてはならないのが自分たちだ、ということは理解しているはずだ。ならば、プレーにそれを表さなければならない。

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