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2009J2#20 札幌1-2鳥栖@札幌ドーム

 決めるべきところで決められなかったことで、罰を受けた。また、前節同様に70分前後から急激に運動量が落ち、相手に主導権を渡してしまったことをみれば、技術も体力も足りない、つまり練習が足りない、ということになる。交代策で運動量を補強できなかったことを見れば、中盤に質と量を兼ね備えたバックアップがいない、層の薄さも露呈する形になった。
 逆に言えば、ゲームの3分の2は支配できていた。タフなプレッシングを仕掛けてくる相手でも、適切なサポートがあれば恐るるに足りない、ということを選手も実感できたのではないか。ボールサイドで小さいトライアングルをつくってボールを動かし、少し離れた、相手のいないところにフリーのポジションを取る選手が出ればそこに渡った次の瞬間には逆サイドのスペースにパスが通る。ここまでのビルドアップは見事なものだった。何度かパスが弱くて引っ掛けられる場面があったが、これは意識して改善できる部分。味方を信じて、間を通せる強さのパスを出していけばいい。それでミスが出たところで、人数がいることですぐに守備に移れるのだからリスクは高くない。また、サイドに出す時でも必ず縦パスを入れてからの展開だったので、サイドの選手が楽に受けることができていた。
 問題は、その次。いい形でサイドに出ているのに、クロスがあまりにお粗末だった。サイドに出た選手には、味方のFWの身長が3メートルぐらいあるように見えていたのではないか。得点につながったクロスは質が高かったのだから、できないわけではあるまい。受ける方もワンパターンの入り方ではいけない。いずれにせよ練習あるのみだし、正しい状況判断が必要になる部分だ。それでも、山のように決定機はあったのだから、最終的にはフィニッシャーが下手だ、ということ。立て続けに外しまくった藤田、キリノには大いに責任を感じ、鍛錬を積んでもらうしかない。
 下らないミスで失点を重ねた守備陣に関しては、明るい見通しを語るわけにはいかない。ここ数試合、ずっとそうだ。大事なところであと1歩が出ないし、マークすべき相手を簡単に離してしまう。ましてタスクが明確なはずのセットプレーでもフリーの選手がやたらと出現したとあっては、どんな言い訳も許されない。残り20分までさしたる仕事もなかったのだから、最後に最大限の集中力を発揮できないのでは前の選手に申し訳ないだろう。故障者が戻ったところで、今のレギュラー以上のプレーは望むべくもないのだから、彼らが頑張るしかない。1カ月前にはできていたのだから、今できない理由はないはずだ。
 どこかで負ける日は来るわけだし、内容もこの2試合は大幅な向上が見られる。さしたるショックはあるまい。前も後ろもすべきことをきちんと遂行すれば、結果はついてくるはずだ。あと31試合、ただ勝つためにプレーしていくしかない。それだけだ。

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