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2009J2#13 札幌3-2栃木@札幌ドーム

 何とも、説明が難しいゲーム。札幌は、徹底してボールホルダーにプレッシャーをかけながらリトリートする栃木を攻めあぐね、しかも相手の期待通りにミスから2失点。ここまでは完全に栃木の思うつぼだったし、そこから前に出たところで下らないミスを繰り返し、打つべきところで打たず、焦って確率の低いミドルをぶっ放すばかりとあってはゲームの行方は絶望的なものだった。だいたい、失点後の決定機は3回程度しかなかったはずで、特に圧倒してクロスやシュートを雨あられと浴びせたわけでもない。無理矢理理由を求めるにしても、勝っている方が下がって人数はいるのにマークはずれる、という一般論ぐらいで、あとは「気持ち」だの「雰囲気」だの理由になりそうにない言葉しか浮かんでこない。「勝ちに不思議の勝ちあり」ということか。
 もちろん、苦しいゲームになったのには理由がある。キリノの動き方が中途半端でボールを引き出しきれなかったことで、短い距離でボールを回すことを余儀なくされ、それを相手の守備の人数が多いところでしても突破するのは難しいし、サイドの深い位置での大きな動きが少なかったことでボールも出せない。結局、単騎突破を図って失敗するばかりになってしまった。キリノを使ったダイレクトプレーを思い出さないと、これからも同じような展開になる可能性が高い。完全にずれてしまっていたタイミングやコンビネーションを再確認する必要がある。
 失点については属人的なミスで、チームディフェンスとしてはコンディションを考えればネガティヴ・トランジションのスピードもあったし、流れの中で崩された場面はほとんどなかった。愛媛戦でも単純なロングボールの処理を誤って失点しているので、該当選手はもう一度集中を切らさないことの重要性を思い知らなくてはならない。
 上々の形で連戦を乗り切り、次からはベストメンバーが揃う。状況としては申し分ないが、まだ何かを得たわけではない。中4日で疲労をきっちり取り、また質を伴ったゲームができるように調整してほしい。

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