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2009J2#7 札幌1-1富山@札幌ドーム

 確かに、「勝ちたい」という気持ちは見えた。ただ、それは混乱と焦りに形を変えていた。後半のプレーぶりを見れば明らかだ。意味もなく蹴るだけで相手にお付き合いし、マイボールをチャンスにつなげようとすらしない。挙げ句の果てに勝手に下がって攻め手のない相手にチャンスをプレゼントする。余裕のあるゲームのはずなのに、クリアミスを繰り返した挙げ句の致命的な空振りとあっては、心の弱さを強く指摘されたところで反論の余地はあるまい。
 もちろん、それは攻撃にも現れていた。失敗を恐れてばかりで、トップが動き出すのを見ないふりでもしているかのように何の可能性もないロングボールやバックパスでお茶を濁すばかり。90分を通して、自分たちが意図してつくりだした決定機はゼロ。これで勝とうなんて虫が良すぎる。
 特に宮澤は、自分が基点として位置づけられていることに対する自覚が全くないテイタラクで、ボールが入っても「ペシャ」とか「ヘニャ」とか擬音をつけたくなるような倒れぶりで何の役にも立たないばかりか、味方がサイドで持っている時に、ニアに飛び込まずにボールをもらいに行く有様。こんなのを終了間際まで引っ張るのはチーム全体のモラールを考えても疑問が残る。キリノが積極的にプレーしていただけに、余計に情けなさが際立った。この調子なら、いくらでもチャンスを与えられて、いくらでもこの試合のようなプレーを繰り返すのだろう。現状は、本人が期待に甘えているようにしか見えない。それはこのチームが代々繰り返してきたことのコピーに他ならない。特定の選手を甘やかすことが何を招くのか、監督が知らないとも思えないのだが。
 甘えと慢心の繰り返しということなら、他の選手も同じだ。内容にかかわらず拍手されればそれに甘え、ブーイングされれば下を向く。その繰り返しで、何の進歩も見られない。試合内容がそれを物語っている。サポーターの反応が前向きな内容、結果につながらないのであれば、観客など必要あるまい。自分たちがどれだけ恵まれているか肝に銘じ、何をすべきかを自分の頭で考えて、日々の練習やゲームに臨まなくてはならない。結果が出なくても、それは必ず観客には伝わるものだ。ここ最近のように、それができない状態が続くのなら、路頭に迷うだけ。それがプロというものだ。

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