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2008#20 札幌1-2大宮@厚別競技場

 ビルドアップを放棄することこそが最大のリスクである、ということを改めて証明したゲームだった。いくらアンデルソンが頑張っても、サポートがなければどうしようもない。簡単にボールを失って攻め込まれるだけだ。そうなったときに後ろに人数だけはいても、これだけ受けることが増えれば集中も切れるというものだ(自業自得ではあるが)。大宮もトップに蹴るだけだったが、少なくとも1枚はサポートがいた。得点の可能性のあるプレーができたかどうかの差は、そこにあった。
 2点目を失ってからようやくボールに対して前向きにプレーするようになったが、そこでもボールの運び方は個々人の才覚に任されており、チームとしての動きは見られなかった。これではっきりしたのは、監督がビルドアップの明確な形を選手に示していない、ということ。選手ができるかできないかは別として、それをしないということは仕事の半分を放棄しているに等しい。イタリア人ならぬ札幌の選手たちに「何もしないが、何もさせない」といったメンタリティーと技術を求められない以上、プレーしないことは相手にプレーさせることにつながってしまう。それに気がつかないような人物には、お引き取り願うしかない。
 戦術、戦略上の理由だけではなく、ここ数試合を見る限りチームとしての一体感、闘争心といったものが見られないし、元々乏しい自信も完全に失われているようだ。昨季のように監督が何もできないようなら、そのままシーズン終了を迎えることになりかねない。何らかの決断が必要な時が来ているのではないか。

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