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2008J1#22 FC東京1-2東京V@国立競技場

*フットボールのゲームとしては、前半だけでおしまい。FCの切り替えの速さと、素早く数的優位をつくるディフェンスだけが目立った。裏返せばオフェンスは…ということ。誰も彼も足元でもらいたがり、ノッキングを起こすことの繰り返し。今野が上がってきた時に限ってフィニッシュに至っていたのは、彼だけがパス&ゴーを忠実に行っていたから。前半に限れば彼のプレーぶりは出色で、守備のみならずビルドアップ、オーバーラップ、ラストパスとこのポジションに求められる、ほとんどすべてのプレーをこなし、これなら世界中のクラブが欲しがるに違いない、と思わせるほど。

*もっとも、FCにしてみればこれだけ飛ばせば持たなくなるのは理の当然。足が止まった後半は何ひとつ見るべきものがなかった。どんなクラブであっても90分間飛ばし続けることができない以上、プレスにしてもビルドアップにしても緩急が必要、ということだ。

*もう片方のチームは、プレーすることなく前線のコンビネーションだけで何とかしよう、という形を最後まで続けたが、結局ゴールは相手のミスとディエゴの個人技から得たセットプレー。しかも失点は珍しく人数をかけて攻めてみたらカウンターを食って決められたもの。ゲームを通じて切り替えも遅いし、攻撃はディエゴに任せるか裏に蹴るだけ。勝ったとはいえ、戦術、戦略的には何も残らなかったゲームだろう。

*謎の交代。運動量が落ち、致命的なミスを繰り返したエメルソンを代えたのは当然だが、入ったのは浅利。梶山を前に上げて決定的な仕事を期待したのだろうが、肝心の彼が責任感のかけらもないプレーに終始してはどうしようもない。リスクばかりで何のメリットもないワンタッチプレーの連続で、緩急をつけて流れをコントロールしよう、とか、厳しい位置でフィニッシュに関与しよう、という気が見られなかった。キープも、ドリブルも、ラストパスもできるはずなのに、楽をしているだけ。普段、ポテンシャル自体が足りない選手を見慣れているだけに、こういうのを見ると無性に腹が立つ。

*しかも、この交代によってアンカーが今野から浅利に代わったことで明らかにビルドアップの質が低下し、今野の存在感すら消し去ってしまった。最後、足が動かなくなってカボレの馬力に賭けるしかなくなってしまった時間帯にも、交代枠が残っているのにベンチは動かずじまい。例えば、平山の高さとカボレの突破力をかみ合わせる、という発想はなかったのか。赤嶺や梶山の出来の酷さを見れば、交代を考えなかったこと自体が奇異に映る。余裕のあるチームの監督の発想は違うのだろうか。

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