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EURO2008 Group A#2

Portugal 3-1 Czech rep.

 チェコは素早い切り替えと猛烈なプレスで主導権を握ったが、攻めに入るときに個人の頑張りに任せるだけで、形らしい形を作れずじまい。結局コレルを投入するまで明確な方法論を示せなかったところが、「強いチェコ」の終焉が近いことを示唆しているようだった。ポルトガルは前半こそ相手の高さを恐れたのかウイングを中央でプレーさせたことが逆にプレスの餌食になり、サイドに走りこんだ選手も仕事をできなかったが、後半に入ってチェコのペースが落ちてくると思ったようにボールを回し始め、結局決めたのはそのウイング。その後は守備に重心を移し、一瞬の隙を突いて止めを刺す。フェリポンのチームらしい、したたかな勝ち方ではあった。これで次を「消化試合」にできるし、万全の状態で決勝トーナメントに臨めそうだ。

Turkey 2-1 Switzerland

 前半のピッチコンディションでは、まともにプレーするのは不可能。その状況に即応してトルコの高いラインの裏にロングボールを入れ続けたスイスがアドヴァンテージを握ったのは当然だ。ところが後半、雨がやむと、高い技術を生かす自分たちのやり方に固執していたかに見えたトルコが交代や布陣変更も当たりペースをつかむ。さらに運動量が要求されるスタイルのスイスは足元が悪いことで早い時間に足が止まる。決勝点こそ運が味方した形だったが、後半の内容をみれば正しい結果だといえるだろう。
 今大会のスイスは、前回のEURO、ワールドカップと比べても明らかに質が低かった。開催国の重圧、この試合のコンディションなど不運な点もあったが、選手も大きく変わっているわけではないし、理由はどこにあるのだろう。何年もかけてつくり上げてきたものが瞬時に瓦解する─。これもフットボール、ということなのか。

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