« 2007シーズン総括(FW編) | トップページ | 2008J1#6 札幌2-1磐田@札幌ドーム »

2008J1#2 札幌1‐2横浜M@札幌ドーム

 ゲームを構成する要素の半分しかプレーしようとせずに運任せで勝てるほど、フットボールは甘いものではない。ある程度守れたのは当然だ。攻めることを放棄していたのだから。ホームゲームであることを忘れさせるような試合運びをするのなら、「ある程度」ではなく結果を出さないといけない。
 その割には自陣深い位置での軽率なプレーが多過ぎたし、中盤も最終ラインも下がるばかりで最後の一線を越えさせないのが精一杯。確かに同点ゴールは佐藤のミスだが、責められるべきが彼ではないことは明らかだ。それがなくてもやられるのは時間の問題だった。
 また、球際の淡泊さも目についた。最初から「個人の力では敵わない」という心理が表に出ているようでは、当たりに行く腰も引けようというものだ。試合が切れることが少なく、スムーズに終わった原因は、札幌の選手のこういった姿勢だろう。
 攻撃については、誰もいないところへのクリアか、自陣での横パスとバックパスに終始した代物を評価の対象とすることは不可能だ。意図のあるパスなぞ、片手でお釣りがくるぐらいだろう。そこにビルドアップという概念を見いだすことはできなかった。偶然、前線に渡るボールとインターセプトからのカウンターしかないのだから、得点できたことの方が不思議なぐらいだ。当然、ディフェンスには多大な負担がかかったが、せっせと相手にボールを渡していたのは自分たちなのだから、自業自得というものだ。
 個で劣るから、コレクティヴに戦う、というのがこのチームのコンセプトのはずだ。それが、攻守ともに個々の頑張りが支えるような状態になってしまっては、いいゲームができる道理はない。チームスピリットを取り戻さなくてはならないし、そのためにはJ1というステージに対する怯え、気後れといったものは邪魔なだけだ。ここで戦っていける、という感触を一刻も早く手にしてほしい。

|

« 2007シーズン総括(FW編) | トップページ | 2008J1#6 札幌2-1磐田@札幌ドーム »

Consadole2008」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/155838/40509094

この記事へのトラックバック一覧です: 2008J1#2 札幌1‐2横浜M@札幌ドーム:

« 2007シーズン総括(FW編) | トップページ | 2008J1#6 札幌2-1磐田@札幌ドーム »