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2007J2#49 鳥栖1-0札幌@鳥栖スタジアム

 パスを2本以上つなぐ気のないチームが、どうやって勝つつもりだったのだろう。出鱈目なロングボールの繰り返し以外にも、50試合近く一緒にプレーしているとは思えないほどのコンビネーションの酷さ(存在しなかった、といってもいい)、スローインを味方に渡すこともできない、終盤のパワープレーではターゲットに届くボールすらまともに蹴れない、とあっては無残というほかない。鳥栖の運動量が最後まで落ちなかったのは、圧力を加えられなかったこちらに原因があるとしか思えない。
 確かに鳥栖の出来は良かったが、前半は攻から守への切り替えが遅く、ボールを奪えばスペースはあった。そこでオリジナルポジションに突っ立ったままで前に蹴るだけ、とあっては、仮にベンチから「後半勝負」との指示があったにしても、何も考えていなかった、臆病過ぎた、と言われても反論の余地はあるまい。実際、後半に入って鳥栖がそこを修正してくると、まったくなす術もなくなってしまった。その上、先発したFWは守備に情熱を傾ける余りか、攻めの局面では頑張ろうともせずに自分より小さい相手DFに情けなくつぶされ、簡単にボールを失う。相手の2トップと比べれば、月とスッポンぐらい違った。この差が内容と結果にストレートに現れた、といっても過言ではあるまい。
 守備も立ち上がりは2トップへのロングボールに対応できない、セカンドボールへの反応は遅い、集中を欠いた動きで簡単に間を割られる、など散々で、そこに前で収められない(まともなボールが供給されていなかったのもあるが)攻撃陣がカウンターの起点として追い討ちをかける。そして落ち着いたと思ったら下らないミスから失点。それ以外にもセカンドボールの奪い合いや球際の争いでことごとく後手に回り、好機の山を築かれる。1点で済んだのは、高木に救われただけだ。
 簡単に「気持ちを切り替える」などと言って済まされるような内容ではなかった。技術が低いのはどうしようもないにしても、それ以外にも修正点は山積みだ。また、次の京都は、鳥栖以上の気持ちでゲームに臨んでくるはずだ。このゲームのように闘争心の感じられない選手が多くいるようなら、昇格すら覚束なくなる。この1週間、必死に練習して、決死の覚悟でプレーしなくてはならない。

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