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2007J2#45 札幌2-1草津@厚別競技場

 早い時間帯に、取れる時に得点を取れたことで比較的楽にゲームを運べた。それでも、リードしてから必要以上に受けに入ったり、ロングボール一辺倒になったりと褒められたものではない時間帯も長かったし、後半は立ち上がりから動かない、組み立てる気もない、といった時間が半分以上も続き、ルーズボールを完全に支配された上に最終ライン(特にセンター)も簡単に競り負けて単純な壁パスについていけないなど、相手にもっと技術があればリードをふいにしかねない場面も数多くあった。仕上げが無駄なカードに、前節もいくつかあった曽田の集中を欠いたミスから失点。勝ったことは重要ではあるが、(明らかに偏っていたレフェリングも含め)あまり後味がいいとはいえなかった。
 それでも、前半と後半の残り時間は攻守にアグレッシヴでボールを動かせていたし、中盤でプレッシャーがあっても意図のある組み立て、厚みのある攻めはできていた。終盤、シュートチャンスを譲りたい選手が多数現れたあたりは気持ちの弱さが顔を覗かせたが…。これをどんな展開でも、下らないミスを犯すことなく続けられるか。守るばかりでは限界がある以上、今後は攻めで時間をつくり、守備を休ませることも攻撃陣には考えてほしい。

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2007J2#44 C大阪1-0札幌@長居スタジアム

 守備面では、すべきことはしたはずだ。数的優位のつくり方、ラインコントロールなどはいい時に近い形でできていた。切り替えが遅れた一瞬の隙を突かれて失点こそしたが、それ以外にほとんどチャンスは与えなかったし、ミスのないゲームなど存在しない以上、これは致し方ない。流れのいい時は取られずに済むものが、そうではない時はやられる、そういった類のものだろう。
 やはり、点を取らなければ流れは変えられない。ビルドアップを放棄して意識の9割以上を守備に傾けていた前半でさえ、チャンスは何度かあった。そこで消極的になったり、イージーミスが出て取りきれないうちに失点したことで、ビハインドが数字以上の意味を持つことになってしまった。
 後半も何度もいい形をつくりかけた。ところが焦りがあるのか、肝心なところでパスがずれたり、レベルの低いミスが出る。意図があるだけここ数試合よりははるかにマシだが、それをピッチ上で表現できないのでは結果的には何もしていないのと変わらない。極論すれば、「下手だから負けた」ということになる。実際、トラップやキープの技術では彼我の差は明らかだった。
 また、終盤にパワープレーに出ているのに、後ろの選手が自分のポジションに突っ立ったままだったのは、まったくもって解せない。押し上げて波状攻撃を仕掛ける、というのが常道のはず。カウンターが怖かったのかもしれないが、それだったらセカンドボールを拾いにいくほうが有効なはずだし、それが可能な状況だった。結局、それをしなかったことで、相手に時間稼ぎの余裕を与えてしまうことになった。
 要するに、状況判断ができないのだ。特に大塚は不必要に慌てるだけで、ほとんど有効なビルドアップができなかった。もっとも、これは日曜日のゲームを見れば容易に想像がつくことで、連れてきた方のミスだ。ただ、西谷にしてもそうだが、主力が計算しにくい状況下においてすら、代わりを務められそうな人材が見当たらない。だからこそカウエだったのだろうが、スペースを埋めるカラーコーン程度の役にしか立たなかった。そうなるとギャンブルを打たない監督だけに手詰まりだ。
 できないことがわかっている現有戦力に固執するなら、新しい戦力に賭けてみてもいいのではないか。まともに練習させているのなら、タクティクスの問題はそう大きくはないはずだ。守備で戻るべきところが見えてきた以上、あとはどう攻めるか、どう点を取るか、だ。残された時間が多いわけではないし、現状を打破するためには、何かドラスティックな変化が必要だろう。

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第87回天皇杯3回戦 札幌1-1(PK9-10)TDK SC

 なるほど、誰が出ても同じレベルだ。闘争心の欠如、無責任で軽いプレー。ここ最近トップが見せているモノと瓜二つだった。そこに昨日、今日選手を集めてきたかのような連携のなさが加わる。戦術練習すらまともにさせてもらっていないのか、それとも日々の集中を欠いているのか。いずれにせよこのチームの生命線である連動したプレス、ラインコントロールができなければ、まともなゲームができないのは当然だ。
 それでも選手に思考能力や意思統一があれば、この2トップにロングボールを放り込み続けたり、単純なロングボールで裏を取られ続けたり、この間の日曜日と同じ形のセットプレーでフリーの選手が続出したりするはずはないが、トップの選手にできないことをサテライトに求めるのは無理がある。
 それ以前に、プレーしようとしている選手が少な過ぎた。岡本、カウエ、金子、上里、関。以上。ほかの選手はシュートやドリブルのコースが開いていようがお構いなしに、横パスやバックパスの練習に明け暮れていただけだった。一人フットボーラーではないブラジル人が混ざっていたような気もするが、何かの間違いだろう。120分間ではチームを救った佐藤も、最後にそれを全て清算してお釣りが来るようなことをする。多くの控え選手の緊迫感のなさ、チームに対する忠誠心の低下を物語るようなシーンではあった。
 ともかく、トップがこれを引きずらないようにしなくてはならない。この試合を見て「自分たちは安泰だ」などと思われては困る。これは彼らの鏡像なのだ。戦うにあたって何が必要なのか、再確認できたことだろう。休みをもらった以上、水曜日はいいプレーをする義務がある。

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