« 2007年7月1日 - 2007年7月7日 | トップページ | 2007年7月15日 - 2007年7月21日 »

2007J2#27 札幌2-1福岡@厚別競技場

 久々に、内容のあるゲームだった。守備時の、特に中盤から前の選手の動き、ポジショニングはほぼパーフェクトだったし、最後までアグレッシヴで、動きも落ちなかった。攻撃でも何も考えていないようなロングボールはわずかで、トップへのサポート不足もカウエをステイ気味にして西谷を幅広く動かすことで解消していた。また、それによってマッチアップが生じず、うまくバイタルエリアを使うことができていた。そこに後方から絡んでいくことができればもっといい攻めができるはずだ。
 もちろん、いい内容なのに際どい結果になったのには理由がある。ひとつは「ボール・アレルギー」にでも罹っているのではないかと思わせるほど、ボールが来た瞬間にあらぬ方向に弾き飛ばしてしまう選手が何名かおり、そこで簡単にボールを失ってカウンターを浴びたこと。失点もこれが原因だった。これを頻繁にされるとサポートにも行きづらくなるし、攻撃の厚みも出てこない。西嶋、中山あたりはもう少し丁寧に、マイボールを大事にしないと、ゲームのみならずチームワークをも壊すことにもなりかねない。
 また、GKも含めた最終ラインには明らかなコミュニケーション不足が見られ、必要がないところに現れてあっさり抜かれて味方を混乱させる選手がいたり、西嶋と高木が何度かクロスボールを競り合ってみたり。また、せっかく前が頑張ってパスコースを消して、苦し紛れに蹴らせたのにリンコンやアレックスへのマークが緩く起点をつくられたり、相手を視野に入れていなくて単純なダイアゴナル・ランなどで簡単に裏を取られた場面も何度かあった。このあたりはシーズン当初から課題として積み残してきた点で、信頼関係にもかかわるし、そろそろ改善していかないといけない。
 サッカーをするには理想的な気象条件だったとはいえ、ある程度質の高いゲームができたことでチームは落ち着くだろう。「すべきことをすれば勝てる」ということを再確認できたのは大きい。蒸し暑いアウェイで同じことを続けられるとは思えないが、メリハリをつける余裕も出てくるはずだ。チームを再び安定軌道に乗せるためには、大きな一勝だったのではないだろうか。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2007年7月1日 - 2007年7月7日 | トップページ | 2007年7月15日 - 2007年7月21日 »