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2007J2#26 札幌1-1山形@厚別競技場

 ともに蹴るだけ、片方がミスで失点し、片方が偶然で失点した、それだけだ。論評に値するモノではない。間違いないのは、エンターテインメントでもフットボールでもなかった、ということだけだ。
 休養期間が長いはずなのに相手より走れないホームチーム。コンビネーションも共通意識も存在せず偶然と幸運だけに賭けるホームチーム。一番重要なところで集中を欠いたプレーを連発するホームチーム。勝つ気がないのだから、強い相手から勝ち点が取れたことをさぞかし大喜びしていることだろう。
 味方がプレスをかけられていても誰もサポートに行かない。パスコースをつくろうともしない。蹴ったらそれっきり。初出場の新人に、たとえいい場所にいてもボールを回そうとしない。かけらほどのチームスピリットも感じられなかった。昨年までの、手前勝手な奴が集まっただけの寄せ集め集団に逆戻りだ。山形は守りやすかったことだろう。数的不利に陥る心配をすることなく、相手を囲みにいけたのだから。
 観客は日光浴をしに競技場に足を運んでいるのではない。選手はホームゲームである、ということに甘えているのではないか。後ろを顧みずに攻めるべきだ、と言っているわけではない。なぜ必要なときに必要な選択ができないのか。ダヴィや中山のことを出鱈目なボールを千金のゴールに変えることができるスーパーな選手だとでも思っているのか。曲がりなりにもプロを名乗っているのなら、周囲を見て、状況を見れば、出て行くべき場面がどこか、ぐらいわからないはずがない。それができない、というのであれば今すぐやめた方がいい。
 何かを変えなくてはならない時期が来たようだ。組織は守りだけのためにあるものではない。攻撃につなげるためのものでもあるはずだ。まして4-4-2というのは元来、柔軟性の高いフォーメーション。「負けない」ではなく「勝つ」ための方法論は無数にあるはずだ。それを提示し、ピッチ上で表現させるのが監督の仕事だ。ここを乗り越えられなければ、三浦俊也という監督の器はその程度だった、ということになる。チームの将来すら左右しかねないほどの分岐点。監督の手腕、選手の真の力量が問われるところだ。

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サテライトリーグ 札幌4-1鹿島@宮の沢白い恋人サッカー場

* スコアは参考にならない。相手の最終ラインがあれだけ無防備で、あれだけミスをしてくれればチャンスができない方がおかしい。それに、カウンター以外での連動性のなさは目を覆わんばかりだった。回そうとしても2本目か3本目で意図がかみ合わず動きがずれるし、誰かが持っても前が動き出さないのでは、組み立てられるはずはない。ユースの山口が入ってから攻めがスムーズになったのは偶然ではない。彼だけがボールを引き出そうという意図のある動きをしていた。

* 特に前半、サイドの選手が前にスペースがある状況で、ことごとく足元で止めていたのは不可解だった。カカにしてもメッシにしても、スペースに向けてトラップすることで加速力を生み出している。これぐらいは真似できるはずだ。

* 無責任なプレーが多過ぎる。動き出しがなかったり遅いこともそうだし、ゴール前でフリーなのに味方を探してみたり。これだけならトップと変わらない、とも言えなくもないが、守備でそれをされては困る。一歩寄せが甘い、前に出てきたCBが簡単に飛び込む、ボールを動かされた時に全員が足を止める…。終盤、押し込まれた時にクリアすらできず波状攻撃を浴び続けたことも含め、状況判断ができていない。頑張ればこと足れり、というものでもあるまい。

* 現在の状況は彼らにとってはチャンスのはず。でも、トップを脅かしたり、刺激を与えられそうな人材は見当たらずじまい。強いて探すなら鈴木あたりか。着実に戦えるようになってきているし、自分ができる守備の方法も身につけつつある。ただ、試合の中でも波があり過ぎる。もっとコンスタントにゲームに関与し、コントロールできるようにならないといけない。

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