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2007J2#24 札幌2-2草津@札幌ドーム

 ラッキーだったのだ。運動量、球際の厳しさ、連動性、チームスピリット…。全て劣っていたのに勝ち点を得られたのだから。札幌にあったものはといえば、軽いプレー、イージーミス、あなた任せのメンタリティー。最後に追いつかれた直後のいくつかのプレーでは、点を取りにいかなければならないのに後方に突っ立ったままの選手が7人、8人といた。リスクマネジメントの意識がここまで徹底されているとは、恐れ入るばかりだ。彼らはホームゲームだということを忘れていたに違いない。
 守備は中盤も最終ラインも自分たちの前にいる選手へのアプローチが遅い上に軽く、簡単に間に入られたり裏を取られてラストパスを出される。普段ならクロスへの対応に問題はないはずの中央とGKも集中力やコミュニケーションを欠いたプレーが多く、あたかも昨年までのビデオを見ているよう。ましてビルドアップが必要な時間帯に蹴って、クリアしておけばいい時間帯につなぎにいって失うとなっては、失笑するしかない。失点するのは時間の問題だった。
 攻撃については何もない。出し手も受け手も判断が遅いので簡単に囲まれる、たまにいい判断をしても精度がない、最後は適当に蹴って、それっきり。散々叩き込まれたはずのトライアングルをつくる動き方なぞ、きれいさっぱり忘れてしまったのだろう。FWも猿芝居とスタンドプレーとミスの繰り返しとあっては使い物にならない。守備に注ぎ込む情熱の1割でもいいから攻撃に向けてほしいものだ。 
 この失態が疲労によるものであることを願う。もし慢心であるなら、一歩後ろは崖の底だ。個の力では劣っているはずのチームが、ここまでいい結果を残してきたのは何が理由なのか、もう一度考え直さないといけない。また、どんな内容でも勝てばいい、ということではない。見るべきところは25試合先ではないはずだ。

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2007J2#23 東京V0-1札幌@味の素スタジアム

 勝ったこと以外に、何の価値もないゲームだった。いくら蒸し暑いからといっても、お互いに蹴るばかりで、そうなれば選手の質の差が如実に現れる。相手の方にチャンスが多かったのはそれが理由だ。札幌はといえば厳重にマークされているダヴィや中山に蹴ったら蹴ったきりで誰もサポートに行かないし、パスは雑だし出す方も受ける方も判断が遅い。球際でも簡単に取られて簡単に競り負ける。点を取る気があるようには見えなかった。セットプレーに賭けるのならきちんと決めないといけないし、まずはセットプレーを取れるようなプレーをしなくてはならない。
 守備でもフッキにダブルマークを施すのはいいが当たりが軽く簡単にかわされ、後ろから飛び出してくるディエゴや廣山をまったく捕まえられず、何度もボックス内でフリーで打たれる。それ以前にもクリアは出鱈目、中盤の守備は足が動いていない上にポジショニングも悪く、しかも明らかに距離を開けすぎ。サイドに出されたら寄せきれずに簡単にクロスを上げられる。集中力の低さを主張するかのような内容で、後半にはプレーが始まっているのにスパイクの紐を結んでいる選手までいた。これだけ酷いのに無失点で済んだのはひとえに相手のミスに助けられたからで、こちらのディフェンスが優れていたわけでは断じてない。
 確かに湿度は高かったが、この程度の気温で動けなくなるようではこれからのシーズンを乗り切ることはできない。まして1週間インターバルがあった上でこんなプレーしかできないのでは先行きを不安視せざるを得ない。コンディションの悪い選手はもちろん、集中力の低い選手や状況判断ができない選手は即刻外すべきだ。そのためにサブがいるのではないのか。
 
選手寸評

MF#17 カウエ

 攻守ともに何もせず、オリジナルポジションに突っ立っているだけだった。西谷が右に来ても所在なげにウロついているだけで逆サイドに動こうとせず、ダヴィにそのスペースを埋めさせる始末。味方がボールを持ってもスペースに走ろうとしないし、守備も軽く、簡単にボールを失うのも相変わらず。サイドに配置されているのに中に絞り過ぎて必要なときに必要な場所にいないことも目立った。これだけチームに害を及ぼすとなるとこのポジションで使った方の責任だと考えざるを得ない。

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