« 2007年5月20日 - 2007年5月26日 | トップページ | 2007年6月3日 - 2007年6月9日 »

2007J2#18 福岡1-2札幌@博多の森球技場

 前半は、福岡のゲームだった。気迫も素晴らしかったし、あれだけコンパクトでタイトなプレーをされればどこであっても崩すのは難しい。札幌にしてみれば、(工夫の余地はあったにせよ)何もさせてもらえなかった、というところだろう。
 ただ、失点や何度かあった決定機は防げたはず。いずれも相手の選手がDFの前に入ってきたときに足を止めてボールを見てしまう、ボールホルダーへのアタックが軽い、などこれまでの試合でも見られた欠点が顔を出したことが原因で、相手がスピードに乗ってフリーで入ってきているのに最終ラインから誰も出て行かず、下がってきた中盤の選手がその選手に行く、などという場面まであった。追いかけるより迎える方がやりやすいのは明らかで、誰かが出ていくべきプレーだった。いつまでもラインを墨守しているだけではなく、考えて判断をすることも身につけていってほしい。
 後半は開始早々に追いついたことで楽になった。相手は取りに来なければならない、しかも気温と前半のハイペースを考えれば当然、運動量が落ちてくる。スペースができたことでダヴィ以外は窮屈そうだったアタッカー陣が息を吹き返し、交代策もあいまってペースを握ることができた。得点自体は福岡が終盤にさらに前がかりになった裏を突いたものだが、築いた好機の数を考えればそれ以前に取っていてもおかしくはなかった。また、厳しい条件にもかかわらず運動量が最後まで落ちなかったことも特筆すべきだ。
 勝ち抜くためには、こういったイーブンな試合を拾っていかなくてはならない。ここまでは確かに運も味方しているが、運を引き寄せているのは自分たち。ただ、カウエがここ数試合軽いプレーを繰り返すなど、流れを手放しかねない要素がないわけではない。勝っている時こそ引き締めていかなくてはならない。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2007年5月20日 - 2007年5月26日 | トップページ | 2007年6月3日 - 2007年6月9日 »