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2007J2#9 水戸0-2札幌@笠松運動公園陸上競技場

 勝利を収めたことにこそ、価値がある。裏返せば内容は乏しかった。ただ、非常識な日程を考えれば走れなかったことを責めるわけにはいかない。疲労がすべてのプレーに影響を及ぼしていた。ラインコントロールはうまくいかないし、ルーズボールへの反応も鈍い。長い距離を走って前に出ていくこともできない。ある意味、この3連戦の中で最も難しいゲームだった、といえる。
 しかも、水戸は例によってリトリートが速いため、この相手から点を取ろうとすれば短いカウンターか、セットプレー以外にあり得ない。相手のDFが不用意なファウルを繰り返してくれた幸運はあったにせよ、それを生かしたことは評価されていい。
 ただ、コンディションが悪くても、丁寧にプレーすることぐらいはできるはずだ。のべつ幕なしにトップにハイボールを蹴るだけで、いったい何をしようとしていたのか。しかも、それに対しては相手のCBがマンマークで付いてきている。それでも蹴るし、受ける方も正直に真ん中で背負っているだけ。サイドに流れてミスマッチを生み出すとか、出す方も足元に入れるなど工夫の余地はあったはずだ。こんな状態の時だからこそ、もっと頭を使って、ボールを大事にしていかないと打開できる可能性は下がる一方になってしまう。
 守備では、仙台戦でも福岡戦でも見られたが、相手がゾーンの継ぎ目を狙って入ってきて、クサビを受けたり裏に入ったりするプレーに対してマークがあいまいになる場面が多々あった。相手の監督のコメントを見てもそれは戦略的な動きのようだし、対応の仕方をはっきりさせておく必要がある。水戸はサポートが薄かったからそう難しいことにはならなかったが、そこで起点をつくられて後ろから人数をかけられたら現状では対応できず、仙台戦の後半のようなことになってしまう可能性が高い。ゲームの中で柔軟にポジションを崩すなど、「応用編」の動きが要求されてくることになる。プレスが掛からない時間帯(この試合はほとんどすべてだったが)の戦い方については、チームとして共通意識を醸成しておく必要があるだろう。

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