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2007J2#21 愛媛2-1札幌@愛媛県総合運動公園陸上競技場

 西澤の退場を敗因に挙げざるを得ない。それでなくても運動量で劣り(日程を考えればやむを得ないことではあるが)厳しいゲームだったのに、こちらが1人減ってしまっては余計厳しくなるのは当然だ。2枚目をもらったファウルは、どんなレフェリーでもカードを出す類のもので、申し開きはできない。少なくとも、どんな不可解なものであっても1枚もらっている選手のするプレーではなかった。不運にもその直後のFKが決まってしまった(恐らくシーズン、いや、一生に一度決まるか決まらないかのものだった)こともゲームを難しくした。0-0のままなら守備ブロック8枚を維持してカウンターに賭けることもできただろうが、失点したが故に中盤を3枚にして西谷をトップに置くことになり、バランスを崩すことになった。
 とはいっても、攻めに出てバランスを崩したのならともかく、気ばかり焦ってミスを繰り返し(そもそも、西澤の退場も曽田の退場も2失点目もすべてミスが発端だ)、追い越すこともない、勝負することもない、何のリスクも冒していないのにそうなったのだから救いようがない。アタッキング・サードでもビルドアップの段階でも相手の守備が密集しているところに横パスを出して何度カットされたのか。打てばいいところで、無駄にサイドに展開して何度チャンスをつぶしたのか。風を考えれば遠目からでも打っていってよかったはずだし、負けているのだから後ろの選手はもっと出ていくべきだった。
 簡単な算数だ。0から1を引けばマイナス。それをプラスに転じる、せめてゼロにするためには攻めなければならない。中途半端に上がっても裏を取られるだけだ。行くのなら一番前でシュートを打たなくてはならない。それが最大のリスクマネジメントのはずだ。札幌の選手には残念ながらその精神が欠けていた。今までがうまくいき過ぎていただけで、エマージェンシーで何ができるか、という点では足りないことが明らかになったのは収穫かもしれない。これからはそういったものも身につけていかなくてはならない。
 ただ、悪いことばかりではない。11人いる間は運動量で劣っていても、1本のクサビから相手の穴を広げて連続攻撃につなげてみたり、最初は通され放題だったトップへのボールをゲームの中で修正して通させないようにしたり、チームの成長を感じられる場面もあった。それに、この日程を考えれば負けるとすればここだった、と考えられなくもない。重要なのは次だ。この敗戦で、週末の徳島戦は勝ち点3が至上命題になったといっていいだろう。最終ラインのレギュラー2枚が使えない状況で、どう戦うのか。選手の対応力が試される。

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