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2007J2#15 C大阪0-1札幌@長居第2陸上競技場

 あえて勝因を探るなら、「運」だろう。攻撃では何度かはいい崩しがあったとはいえ大半の時間は精度の低い、味方が触ることもできないようなロングボールを蹴り続け、守備でも前半の立ち上がりなどは走らない、セカンドボールに反応しない、ポジショニングはまずい、と惨憺たるありさまで、いつ失点しても不思議ではなかった。
 守備については途中から相手の散漫なプレーぶりや選手交代の効果もあって安定したが、攻撃については看過できるものではない。相手のCBが待ち構えているところにハイボール。届くはずもないサイドのスペースにロングボール。ボールホルダーに余裕があるのに、相手にパス。「キック&ラッシュ」ならまだしも、「ラッシュ」は存在しない。これなら「BIG」で6億円当てる方がまだ確率が高いのではないか、と思わせるほどで、フットボールを名乗るには恥ずかしい代物だった。監督は「個人の力で打開する必要性」などとぼけたことを口走っていたようだが、そもそも蹴ったボールに追いついて相手をぶち抜いてシュートを決めてくれるようなFWがこのチームにいるはずはないのだから、全く論理的な方法ではない。
 やはり必要なところには人数をかけて、点を取りに行かなくては勝てない。現状はただ負けないだけのチームに過ぎない。ここまで勝っているのは相手の対応が甘いのと、幸運が働いているからで、そこに明確な意図や戦略があるからではない。チェルシーでもリヴァプールでも、いくら守備的と言われてもゴールが必要な時には必ず必要なだけ人がいる。それが勝てるチームというものだ。そうなっていくためには、選手全員が常にゴールを意識してプレーする、というフットボールの原点に返らなくてはならない。意識するのは自分たちの後ろのゴールではなく、前にあるゴールだ。「ここ」というところで出ていく勇気と戦術眼を持ってほしい。

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