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2006J2#48 札幌1-1愛媛@札幌ドーム

 予想されたことではあるが、ピッチ上をたゆたっていたのは抜け殻10体。あれだけのハードワークの後の中2日では心身ともにベストのプレーを望む方が酷ではあるが、このチームが勝ち続けること、いい内容の試合を続けることができない理由を明確に示したのもまた事実。何もしようとしなければ、何も返ってこないのは当たり前だ。また、中には水曜日にプレーしていない選手もいたはずだが、彼らは恐らく90分間走り抜くことを上回るようなエネルギーを応援に投じ、消耗し尽くしてしまったのだろう。どうやらプレーすることは得意ではなかったようだ。

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第86回天皇杯4回戦 千葉0-1札幌@フクダ電子アリーナ

 それにしても、さして期待していない時に限って、魂を揺さぶられるような、素晴らしいゲームをするチームだ。このチームを観出して10年、この試合がベストバウトだといっても過言ではない。
 何が良かったといって、最後まで戦い抜いたことはもちろん、ボールを下げなかったこと。リーグ戦と違い、無駄な横パス、バックパスはほとんどなかった。縦に入れればディフェンスが動いてスペースができるし、うまくいかなくてもラインを下げることができる。これで最終的に自分たちが楽になる、ということを理解できれば今後につながるだろう。また、リードした後のカウンターでは、常に4人が絡んでいた。千葉が極端に前がかりになってきてスペースがあったこともあるが、格上に勝っている状況でこれだけ人数をかけることはなかなかできるものではない。もっとコンビネーションや精度、状況判断がよければ試合を決定付けることもできたはずだ。
 守備でも、プレスポイントが統一されており、出足で相手を上回っていた。前半こそ攻から守への切り替えが遅く、スペースを与える場面が何度かあったが、後半は先制したこともあってボールこそ支配されたが、きっちりラインを保ってブロックをつくり、相手の攻撃をディレイしていい形でボールを出させなかった。巻がほとんど関与できず、ボールが収まらなかったおかげで千葉得意の後列からの飛び出しができなかったことも幸いしたが、それでも集中を切らさず守り抜き、さらにカウンターの脅威すら与え続けたことは評価されてしかるべきだ。
 かといって、当然のことではあるが全てに勝っていたわけではない。球際の強さ、ボールホルダーに対して必ず2人以上がパスコースをつくる動きの質、素早くボールを動かしてフリーの選手をつくり出すコンビネーション…。同じ方向性を持つ千葉に見習うべきところは数多くある。これで浮かれるのではなく、週末のリーグ戦、次のゲーム、とこの日得た課題を克服すべくフットボールと向かい合っていってほしい。

選手寸評

GK#31 佐藤優也
 再三の好セーブに加え、正確かつ飛距離を稼げるキックはカウンターの重要な起点になった。ヘディングが強いとはいえない札幌のFWにすら合わせられる精度は守り切る上でも、仕掛ける上でも大きな助けになった。

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