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2006J2#44 札幌1-1山形@厚別競技場

 これだけミスをすれば、勝てる試合にも勝てないのは当然だ。もっとも、前半は精神的に入れ込み過ぎでボールが足についておらず、相手のプレスが厳しかったこともあってパスをうまくつなげなかっただけ。意図も動きもあったのでまだ許容できる範囲のものだった。問題は後半だ。風上に立ったからなのか、中盤の構成が思うに任せなかったからなのか、前からの圧力が消え失せ、やたらとロングボールが増える。当然パスがまともに通るはずもなく、元の駄々っ子に戻った10番は意味もなく突っかけては変なところで取られ、他の選手も体を張るべきところで簡単につぶれる。その上相手との距離を開け過ぎる最終ラインのルーズさ、ボールに対する集中力の低さは酷いもので、再三危ない場面をつくられた。
 また、90分間を通してセットプレーやスローインがあまりに雑だった。リスタートの次の瞬間には相手にボールが渡っているのでは、何の意味もない。ゲーム運びもそうだが、気ばかり焦って、誰もチェンジ・オブ・ペースの意識がない。のべつ幕なしに速ければいい、というものでもあるまい。この日に限ったことではないが、誰かがいない(出来が悪い)と、相手が緩まないと自分たちのプレーができない、ということが多過ぎる。結局、誰かに頼ってばかりで、個々が成熟しようとしなかったことがこのチームの限界を示している、ということだろう。

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2006パ・リーグ プレーオフ第2ステージ#2 ファイターズ1x-0ホークス@札幌ドーム

 凄いゲーム。素晴らしいゲーム。一球たりともおろそかにはできない、野球ファンとしてはこれ以上望むことのできないようなゲームだった。誰もミスはしていないのに、決着がついた。勝者はファイターズだが、斉藤和巳も、ホークスも敗者ではない。
 勝敗を分けたのは、勢いとか、流れとか、野球の技術とは関係のない何かだろう。ファイターズには4つもファインプレーがあった。森本のベースランニングはワンチャンスを見事に生かした。いずれも、レギュラーシーズンから続く、スキのない、堅実な野球が呼び込んだものだが、八木のテンポ、コントロール、気迫、前日のダルビッシュのピッチングもモメンタムをチームに与えたはずだ。この2試合、両投手と鶴岡は、勢いを相手に与えないだけの、十二分に慎重な、大怪我をしないような配球、制球を実践できていた。実際、ホークスに得点を奪うチャンスはほとんどなかった。彼らに勝ち目はなかった、ということだ。
 観客がつくったアドヴァンテージも見逃すわけにはいかない。観客の大多数がつくり出すうねり、雰囲気はホークスの選手にとっては大きなプレッシャーになったに違いない。ただ、それだけにこの日の9回1死、打者川崎の場面で起こったウェーブはすべきではなかった。プレーと関係のない場面で起こる歓声が、八木や一球一球に集中している選手の集中力を削ぐことにつながりかねないことを考えれば、やってはいけないことのはずだ。チームを勝たせたいのであれば、観客もゲームに集中してほしかった。

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第86回天皇杯3回戦 札幌3-1新日鐵大分@室蘭入江運動公園陸上競技場

 格好をつけて、楽をして勝とう、なんて思う奴が何人かでもいれば、こういう試合になる。こんな試合については、論評を加えることすらバカらしい。チームより自分の方が大事な奴がいる時点で、チームとして機能するはずがない。特にフッキと藤田はよく自分を省みるべきだ。視野が自分の足元にあるボールの幅だったり、ゴールの枠の幅しかないのでまともなプレーができるはずはない。また、上里に至っては止まったボールも動いているボールもまともに扱えず、独り善がりなパスを相手に渡すのみ。一人一人についていちいち言っていたら全員について文句を言わなければならなくなる。何のモチベーションも感じられなかったし、ボールに対する執念でも完全に相手に負けていた。勝っただけでもラッキーだと思うしかない。これ以降の試合でこんなプレーをしたら、どういうことになるか。選手たちは楽しみにしておいた方がいいだろう。

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