« 2005年12月18日 - 2005年12月24日 | トップページ | 2006年2月19日 - 2006年2月25日 »

宮崎キャンプ雑感

*関や芳賀のクロスの狙いどころや質が明らかに既存の選手と違う。受け手と感覚的な部分やタイミングが合ってくれば大きな武器になりそうだ。つまり、岡田や和波は出番を失う瀬戸際に追い込まれかねない、ということでもある。ポジションを守るためには何が必要なのか、何年間同じ課題を引きずっているのか、さすがに気が付くことだろう。それで彼らがステップを上がることができれば、本人にとってもチームにとっても万々歳だ。

*関、芳賀に加え大塚や藤田は優秀なプレースキッカーでもある。昨季までの砂川や鈴木が蹴るのと、彼らが蹴るのでは精度、球質などかなりの差があった。セットプレーで天を仰ぐ場面は減るのではなかろうか。

*その鈴木。ミドルの外し方が昨季と何も変わっていない。他の選手からは外しても意図が感じられるが、彼はコースを狙っている風でもなく、ただ蹴っているだけにしか見えなかった。豪快な柵越えの連発が見られるのは青島や日南だけで十分だ。もっと考えて蹴ってほしい。

*総じて、新しい選手たちの質は高いようだ。これで既存の選手があっさり抜かれるのではなく、競い合う構図ができれば大幅な底上げが達成され、チームとしての厚みが増すことになる。逆にそれができなければ使える選手の質は上がっても量は増えてこない。昨季の轍を踏みかねない、ということになる。そうならないためには、全ての選手が「ポジションは奪うものである」という気概を持ち、それを表現すること。健全かつ激しい競争が発生すれば、自ずとチーム全体のレベルアップが達成されるに違いない。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

Football of Europe

05-06 Barclays Premiership week20:Manchester United 1-0 Liverpool
*引き分けようとして引き分けるのは難しい。まして、この日のような闘争心あふれる相手では。リヴァプールは、立ち上がりから最後まで前週のトッテナム戦と比べると明らかにプレスの位置が低い上に厳しさも欠いており、攻撃にかける人数も少なかった。「勝利までは必要ではない」という意識が勝利を欲する意識を上回ったとき、いかに優秀な選手が優れた戦術の下に動こうとも勝つことは困難だ、ということを証明してしまった。

*引き気味でのプレーを選択した戦略、不可解さの残る交代策などベンチの自滅、といっても差し支えあるまい。モリエンテスの投入は、その後のリヴァプールのプレーから見て自陣から遠い位置でボールをキープさせて時間を稼ぐ目的だったと考えられる。それであれば、ミスを連発し動きも悪かったシセより、格好のターゲットであり、DFを背負うことができるクラウチを残しておくべきだったのではないか。

*精神的な観点でいえば確かにユナイテッドはリヴァプールを上回っていた。得点差はその差だと考えることもできるが、フットボールの質自体は褒められたものではない。特に前半は放り込んで、放り込んで、また放り込むことの繰り返しで得点の予感は絶無。団体競技とは思えないような内容だった。後半に前線の枚数を増やして、リヴァプールが引き気味になったことも相まってボールは支配できるようになったが、連係が乏しいのは変わらないので崩すには至らない。結局得点もセットプレーだった。これでは今後、チェルシーを脅かすことは期待できまい。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

Football of Europe

05-06 Barclays Premiership week20:Everton 1-0 Arsenal
*90分間高い位置からのプレスを持続させたエヴァートン。ボールを奪った後の人数のかけ方が少なく、そこからどう得点に結びつけたいのかは判然としなかったが、ラッキーな得点を守りに入ることなく、攻撃的な守備を貫き通したことは賞賛されていい。

*ただ、それを可能にさせたのはアーセナルにも大きな原因がある。スペースへの人の動きを連鎖させることによって相手を崩すチームなのに、これだけ選手が動かなければボールも動かない。たとえボールが足元から足元にしか動いていなくても、どこかでスピードの変化をつけるような動きをする選手がいれば崩せるのだろうが、それも皆無。集散の速いエヴァートンの守備陣のいい餌食になったのも当然だろう。ヴェンゲル氏の脳裏ではアシュリー・コールがアップダウンを繰り返していたかもしれない。

*それにしても恐ろしいレーマン。前に出られない、クロスへの反応は鈍い、キャッチングも不安定。どこをどう切り取ってもドイツ代表に値するとは思えない。もしワールドカップで対戦した時のGKが彼なら、相手の選手は小躍りして喜ぶに違いない。ロストの方が何倍もマシだ。

| | コメント (3) | トラックバック (0)

« 2005年12月18日 - 2005年12月24日 | トップページ | 2006年2月19日 - 2006年2月25日 »