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05-06 UEFA Champions League Quarterfinal #1

SL Benfica 0-0 Barcelona
 週末のクラシコに気持ちが行っていたのか、バルサの選手の集中度は明らかに低かった。山ほどあった決定機も攻め崩したというよりはもらったようなもので、いつものような流れるようなパスワークと個人技が融合した姿は最後まで拝めずじまい。プジョル不在の最終ラインも位置取りが低く、バイタルエリアを空けて再三ミドルを打たれるなど不安を残した。ホームにもかかわらずカウンター狙いの消極的なプレーに終始したベンフィカについては特に触れるべきものはない。カンプ・ノウでこれほどの幸運に恵まれる可能性が低いことだけは間違いないだろう。

Arsenal 2-0 Juventus
 アーセナルが素晴らしかったのは間違いない。全盛時のようなサイドバックまで絡んでの総攻撃ほどではないにせよ、プレスからアンリを起点にフレブ、レジェスの突破、後方からセスクの絡む攻撃は迫力十分だった。ただし、それを容易にさせたのはユーヴェの相当なコンディションの悪さ。特に後半に入ってからは中盤の足が止まり、最終ラインとの間にスペースを与えて相手攻撃陣の加速を許し、後追いになってはファウルを犯す悪循環。警告でヴィエラ、カモラネージを失ったことはかなりのダメージのはずだ。ズラタンに蹴るだけの攻撃も、いつもの手とはいえ周囲の動きが悪くては何の脅威も与えられなかった。

Lyon 0-0 AC Milan
 リヨンにしてみれば、勝ち損ねた内容だった。特に後半、一方的に中盤を支配していたのに、そこから前に出ていく選手がおらず、常に攻撃は前線の3人任せでシュートといえばミドルを打ち上げるだけ。札幌を髣髴とさせるほどの腰の引けっぷりで誰もリスクを冒そうとしないのでは、ジュニーニョの不在を云々する以前の問題だ。これではサイドを捨てて中央を固めたミランの守備を崩せるはずもない。選手交代もワントップ同士とゲームメーカーから守備的MFの選手へという不可解極まりないもので、ベンチからも勝利への執念は感じられなかった。確実なのは、ミランが楽になった、ということだろう。

Inter 2-1 Villarreal
 ビジャレアルは出場停止のホシコやタッキナルディの代わりに出た選手に加え、心臓であるセナの足まで全く動いておらず、中盤が機能不全状態。結果、最終ラインはアドリアーノやマルティンスの脅威にさらされ続け、攻撃面でもラインが間延びしてリケルメや2トップまでボールが渡らずいい形をつくることができなかった。そんな内容でもこのスコアで済んだのは、インテルの中盤もモビリティーを欠いており、前線に有効なサポートを与えることができていなかったためだ。インテルにしてみれば、早めに動いて3点目を取りに行っていれば相手の息の根を止めてしまうことも望めたはず。エル・マドリガルでのビジャレアルの強さを考えると、そうしなかったことがどう出るか。

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