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2006J2#39 札幌3-1水戸@厚別競技場

 このチームが勝ち続けることができない理由が、見事なまでにはっきり出ていた。得点した後に気を抜いてしまうのか、それまでできていたことを急にしなくなる。この試合で言えば、前からボールを奪いに行くことと、サポートに動くこと。2点目と3点目の直後の時間帯は、プレーすることをやめて受けに入ってしまっていた。相手のプレッシャーの緩さ、ミスの多さを考えれば、かさにかかって攻め立てて、勝負をつけてしまうことも可能だったはずだ。それが相手の凡ミスにお付き合いして、ボールを渡し合っているようではチームも客も乗ってこない。
 「90分間同じペースでできるわけがない」と割り切って、意図的にペースを落としてゲームをコントロールしているのなら大いに結構なことだ。しかし、DFが棒立ちになってあっさり裏を取られたり、あらぬ方向に球を蹴ったりしているのを見る限り、ただ単に集中を切っているだけのようだ。相手によってはそこを突いてくるし、そこで失点すればペースを失い、やろうとすることができなくなる。見慣れた悪循環の構図だ。いい加減、学習するということができないものだろうか。
 いい時間帯でも、ボールを奪う、動かす、まではできていても最後の崩しの精度が低すぎるし、そもそもクサビのボールをFWがあれだけ簡単に失っているようでは、厚みのある攻撃なぞ望むべくもない。この試合では水戸が引いていたことでセカンドボールを拾えたが、そこからでも人数がいるところに芸のないボールを放り込むだけではチャンスにはならない。サイドアタックだけではなく、サイドの選手が飛び込む、3列目からゴール前に入る、などリスクをかけて中央を崩すことを試みていかないと相手のディフェンスを動かすことができないし、いつまで経っても消化不良の攻撃を見せられることになる。また、前が空いているのにサイドにパスする悪癖もそこここに見られた。責任逃れのプレーが多い、というのもこのチームの特徴だ。シュートを打たなければ何も起きない、ということがまだ理解できていないのか。この点だけはフッキを見習ってほしいものだ。

選手寸評

DF#15 加賀健一
 明らかに集中を欠いており、簡単に裏は取られる、味方のいないところにボールを蹴る。DFとしてのタスクのかなりの部分を芳賀に助けてもらう始末で、そのせいで右サイドの攻撃が機能不全に陥るというおまけまでついてきた。ここ最近、ずっとこんな調子が続いている。芳賀の負担をこれ以上増やさない意味でも、目の前の試合にぐらい集中してほしい。

MF#19 関隆倫
 フリーランニングでいいポジションを取り、フリーでボールを受ける動きは素晴らしい。しかし、クロスの質が低過ぎるのも相変わらず。基本的な動きは十二分にできているのだから、もう少しキックの精度やアイディアを身につければレギュラーも見えてくるはずなのだが。

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