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2006J2#31 札幌1-5湘南@厚別競技場

 敗因が最終ラインにあることは明確だ。CBとGKが致命的なミスを1人ずつ犯し続ければ失点が重なるに決まっている。確かにディフェンスは最終ラインだけでするものではないが、それ以前にマークもカバーもビルドアップもできないのではフットボールになるはずがない。前節もその前も何度も同じようなミスは続いていた。その反省は為されているのか。だいたい、普通は何年間にもわたって何度でも同じミスを繰り返すような者は放逐されているはずだ。何故このチームに限ってはのうのうと試合に出続けられるのか。まったくもって不可解極まりない。
 攻撃については、相手の3点目で精神的に切れ、試合を捨ててしまったためそれ以降は参考外。もっとも、それ以前もそれ以後も背番号10の独善が全てを破壊し、アタックの体を為していなかった。密集に突進してはボールを失い、苦しい体勢になって初めてパス、ではどうしようもない。それしかできないというのなら独力で4点でも5点でも取ってもらうしかない。そうでなければ消えてもらうだけだ。他の選手も味方がボールを持ってもただの傍観者と化しており、ボールをいい形で受けられるポジショニングを取ったり、味方のサポートに行くこともなかった。プレスに来られて慌てふためき続けたのは、相手の出足よりもこれが原因だ。
 「自分たちのフットボール」を成立させるために最低限必要なこともやらないのなら、こんな連中は必要ない。1つ勝っただけでいい気になってプレーすることを怠るのであれば、自分が路頭に迷うだけだ。
 また、ベンチも点を取りに行かなければならない展開で凡百には理解不可能な交代策を採り、観客の怒りに油を注いだだけだった。なぜ4点差で最終ラインの修正を図らねばならないのか。なぜ存在を確認することすら困難だった芳賀は最後までピッチに残っていたのか。ベンチも成長が見られない。何度も同じような過ちを犯し、それでも同じ顔ぶれがピッチに並び、また同じことを繰り返すのでは問題外だ。口で「恥ずかしい」だの「情けない」だのと言うだけなら誰にでもできる。ピッチ上で決意や気持ちを見せるのがプロとしての仕事だろう。

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