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2006 FIFA World Cup Round of 16#3

Italy 1-0 Australia
 マテラッツィを失ってからのイタリアは、攻撃を考えれば外せないはずのトニまで代えて、自陣深くに引きこもって守備に専念する。ボール支配だけはさせるが、バイタルエリアやボックス内では数的優位を保ち、確実なマークで何もさせなかった。当然、攻撃の方はロングボールが前線に通ればサポートに行くぐらいで全くのノーリスクを貫き、最後のワンチャンスに賭けた。その精神力は賞賛に値するものだ。
 オーストラリアは、このレベルで勝ち抜くには力不足。結局はヴィドゥカへの放り込みに終始し、攻めさせられている状態を続けただけだった。少なくとも、ヒディンクの言うような「楽しいフットボールがリアリズムの前に屈した」ような内容ではない。どこでも守りに入ったイタリアを崩すのは難しいことだが、それでも強引な突破を図る、後ろから飛び出す、などやり方はあったはずだ。それができなかったのはここが限界だった、ということだろう。

Ukraine 0-0(PSO 3-0) Switzerland
 ともに中盤から後ろの守備が堅く、それが集中を途切らせることも運動量がそう落ちることもなく終了間際まで続いたため、チャンスらしいチャンスはほとんどなかった。ただ、残念だったのは互いに最後までまったくと言っていいほどリスクを冒そうとしなかったこと。最初から縦へのチャレンジもオーバーラップも数えるほどで、横パスやロングボールばかり。これでは崩すのは難しい。終盤になると疲れの影響が攻撃にばかり出てパスミスのオンパレードとなり、さらに得点の予感は遠のいた。
 守備であれだけ足が動いていたのだから、グループリーグの疲れが攻めなかった原因ではないだろう。ともに攻撃陣にタレントがいないわけでもなく、勝つことより負けないことを選択したかのような戦い方には疑問が残った。

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