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2006J2#13 札幌1-1仙台@厚別競技場

 正当なスコアだとはいえない。もっと有効に得点することができたはずだ。常にスペースを意識するのはいいのだが、この日の仙台はサイドをある程度捨てて中央に人数をかけて守っていた。半ば意図的に空けてあるところにボールを動かしてもあまり意味はない。バイタルエリアで前を向いてボールを持てた場面はかなりあった。そこで打っておかないと相手を引き出すこともできないし、恐怖心を与えることもできない。前半にあった、エリア内で加賀と相川がボールを「譲り合った」場面などは象徴的で、ファーストタッチのところでシュートにいけるだけのスペースが十分にあった。
 ほかにも前が空いているのにオープンパスを選択してみたり、逡巡してコースを消されたり、コントロールをミスしたり、ともったいない場面がかなりあった。崩し切ることも重要だが、ゴールを奪うことはもっと重要だ。技術的な課題は日々の練習で克服してもらうしかないが、シュートへの意識を変えることはそう難しいことではあるまい。打たなければ何も起きないことは、古今東西のさまざまな試合が証明しているではないか。
 失点はまたしても集中力の欠如から。ディフェンスには90分間途切れない集中が求められるが、札幌の選手はどこかで抜けてしまう。特にポゼッションして攻め込んでいる時間帯に失点することが多い。そういった展開での守備が難しいのは確かだが、これだけ毎試合のように似たような展開になっているのだから、そろそろ学習できるはずだ。ここをきちんとできるようにならないと、毎試合このような結果を招いてしまう。

選手寸評

DF#15 加賀健一
 攻め上がるのはいいのだが、普段カバーしてくれる大塚や芳賀がそのポジションにいないにもかかわらず普段にも増して頻繁に出て行き、有効なプレーもできずにボールを失って上がったスペースを狙われていた。DFのオーバーラップには常に正確な状況判断が求められる。もう少し考えてプレーしてほしかった。

MF#25 藤田征也
 常に遠慮がちにプレーし、ほとんど攻撃面で有効な働きをできずじまい。運動量のほとんどは守備に費やされ、前に出て行く動きは質、量ともに不十分だった。謙譲の美徳を発揮するのはピッチ外だけで十分だ。通用することはここまでのプレーで証明されている。「味方が来たから出す」ではなく、囮に使って突破するぐらいの積極性がほしかった。

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