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2005J2#7 京都0-0札幌@鹿児島県立鴨池陸上競技場

 立ち上がりから、中盤でのプレスのかけ合いでともにチャンスは偶発的なものばかり。前半こそ札幌は攻撃面では何もできなかったが、後半開始からしばらくは京都の中盤センターの運動量が落ちたことも手伝って波状攻撃を仕掛ける。ただ、そこでいくつか得ることができた決定機を決めきれず、途中から京都の選手交代でパウリーニョが中盤に下がって実質的な守備者が減ったころには札幌の選手も疲労困憊しており、ぽっかり開いたスペースを使って効果的な攻撃を仕掛けることはできなかった。逆に交代によってサイドを厚くした京都の攻撃に脅かされ、危ない場面をつくられることも多かった。とはいえ、決定機の数もそう大きく変わらず、内容もほぼ互角。スコアはともかくとしてドローは妥当な結果だといえるのではないだろうか。
 京都としてはサイドハーフとサイドバックによるシステム上のサイドの数的優位を生かしたかったところだろうが、田畑を筆頭に札幌の中盤がボールの出所に確実にプレスをかけていたため、それには至らなかった。また、アレモンやパウリーニョが流れたスペースに星や中払が斜めに走りこんでクロスやスルーパスに合わせる狙いもあったようだが、パスの質がいまひとつ。ラストパスについては双方ともに狙いどころが明確で、触ることができれば1点、という場面こそ多かったが、微妙にずれることによってGKのセーブやDFのクリアにあっていた。
 札幌については湘南戦よりははるかにゴールに向かう意識が高く、早めにクサビを入れる場面が多かった。プレスに遭ったりサポートが遅かったりでいい形はそう多くつくれなかったが、それができた時には効果的な攻撃ができており、今後はその回数を増やすことが課題になるだろう。
 札幌で目立ったのは特に攻撃の選手の基本技術の拙さ。トラップミス、ドリブルのタッチミスなどで数多くボールを失っており、キープして味方がサポートに入る時間を稼ぎたいところでも簡単にやられる。米田、斉藤の運動量が早いうちに落ちたおかげで危ない位置で失うことこそなかったが、11対11という点では大差は生じなくても1対1の局面ごとではこの差がずいぶん大きく見えた。高い位置で確実にボールが収まるようになれば、後列からも安心してサポートに寄ってくることができる。特効薬はないにせよ、ほんの少し集中したり、視野を確保しておくことによって多少なりとも改善の余地はあるはずだ。

選手寸評…各選手が与えられたタスクをほぼ遺漏なくこなしたため、特記すべき選手はいない。全般に集中力も高く、ばかげたミスからのピンチはほとんどなかった。あとは攻撃時の思い切りがもう少し欲しい。

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