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2005J2#6 札幌0-0湘南@札幌ドーム

 札幌は立ち上がりから常に中盤で数的優位をつくり、インターセプトの意識も高くほとんどのボールを高い位置で奪うことができていた。湘南もプレスをかけようとしていたが、三原と砂川を中心に適切な距離を保ちながらボールを動かしていたため、そう奪われることはない。奪われても、プレスに高い集中力が加わって自陣深い位置まで入られることはほとんどなかった。それは10人になっても変わることはなく、逆に前半から走らされ続けていた湘南の足が止まりだして札幌の方が相手ゴールを脅かすほどだった。
 今季最高ともいえる内容で勝ち点3も得点も取れなかったのは、フィニッシュワークにに問題があったからだ。プレッシングからオフ・ザ・ボールの動きやポジションチェンジを絡めたグループでの崩しが再三成功するなど、途中までは悪くない。ポスト、バーに2度も当たるなど不運もあったが、やはりクロスやシュートの精度が低かった。これを改善しないことにはいつまで経っても「いい試合」しかできない。個々の技術について早急な改善を求めるのは無理だろうが、昨年から大幅に選手が変わっているわけでもないのにコンビネーションが拙いままだというのは問題がある。キャンプで何をやっていたのか、という思いもあるが日々の練習で詰めていくほかないだろう。

選手寸評
DF#6 西嶋弘之
 試合の流れに乗り切れず、集中力を欠いたプレーを連発。致命傷を負わなかったのがせめてもの救い、といった惨状で、次節に向けて不安を残した。
MF#10 三原廣樹
 幅広く動いてボールを引き出し、散らしては自らはゴール前に入っていく。パス・アンド・ゴーを忠実にこなすことによってチームの流れそのものを変えた。もちろん、散らすだけではなく一発で裏を狙うパスも健在。砂川との位置関係や局面ごとの役割分担もうまくいっており、あとは60分程度しか持たなかった体力面が課題になろう。
MF#14 田畑昭宏
 中盤の深い位置での守備を一手に引き受け、最終ラインのカバーもこなす。得手とはいえない展開力や攻撃への関与の部分を三原と砂川に任せ切ることができたため、特長である守備能力を存分に発揮できていた。池内の退場とそれに伴う交代によって中盤が1枚減ってからは、攻守ともに獅子奮迅の働きを見せ、中盤を支えた。
FW#13 中山元気
 湘南のラフプレー(とそれを流し続けたレフェリー)もあったとはいえ、ボールを簡単に失いすぎる。前線の起点になれず、フィニッシュに絡んだ機会はわずか。ボールも足についておらず、FWとしては失格の出来だったが、執拗にフォアチェックを繰り返す守備意識の高さと運動量が10人になってから生きた。今度からは得点源としての貢献を期待したい。

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