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2005J2#29 札幌2-0湘南@札幌ドーム

 札幌の中盤の位置取りがよく、パスコースをほとんど塞がれていたとはいえ、湘南はやたらと最終ラインの裏にロビングを入れてくるだけ。かといってFWが執拗に裏を狙ってくるわけでもない。90分を通して明確な意図を感じる攻撃は数えるほどだった。それでも前半は札幌の最終ラインがマークミスを犯すことが何度かあり、決定機を与えてしまう。外してくれたからよかったようなものの、相手によっては致命傷を負うことになる。湘南が最初から最後まで中盤で下らないとしか言いようのないパスミスを連発したこともあって、いささか緊張感を欠いてしまったのかもしれないが、その雰囲気に乗ってしまってはいけない。
 攻撃では、中盤でボールを得ることが多く、三原や鈴木を起点として周囲の選手が動き回る形ができていた。ただ、トップにクサビを入れたときのサポートがほとんど相方のFW1人であることが多く、第3の動きも乏しいため、特に後半は一方的に支配しているにもかかわらず中央からゴールに直結するような組み立てができていなかった。もっと中盤の選手がFWを追い越してエリア内に飛び込むような動きが必要だろう。また、サイドは崩せていたが、中とのタイミングが合わなかったのか、余計な時間がかかってクロスを入れられない場面が目立った。結果としてシュートが相次いで華やかではあったが、苦し紛れな上に精度が低いのでは効果的とはいえない。
 組み立てはできるが、フィニッシュが決まらない(そこまで行かない)。1年前から課題が変わっていない。コンビネーションだのタイミングだのと言っている時期はとうの昔に過ぎているはずだ。いい加減、明確なフィニッシュワークの形を構築して、試合で表現できるようにしてほしい。

選手寸評
MF#2 岡田佑樹
 金子とポジションチェンジを繰り返し、右サイドを蹂躙した。ただ圧倒的な支配力とは裏腹に有効なクロスやシュートは少なかった。数打ちゃ当たる、というものでもあるまい。精度を上げる必要がある。MF#7 和波智広
 せっかくもらったパスミスを何度も「返却」するなどミスを連発し、ほとんど流れに乗れなかった。右サイドから攻めることが多かったのだから、ゴール前に詰めるなどの工夫が欲しかった。
MF#16 鈴木智樹
 オープンパス、勝負のパスと判断よく散らし、チームにリズムをもたらした。この水準を維持できれば、待望久しいゲームメーカーの誕生、ということになるかもしれない。守備でも粘り強いマーキングを見せ任務を全うした。ただ、何回か軽いプレーでボールを失うことがあった。注意力や集中力を失わないようにしてほしい。

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