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2005J2#10 札幌1-0横浜FC@札幌ドーム

 徳島戦のラスト10分で噴出した、精神や個人戦術の問題は概ね個々の中で消化され、解決されていたようだ。終盤になって横浜がお決まりのパワープレーを仕掛けてきても守備陣はマークを見失ったりすることなくはね返し、前線の選手はスペースでボールを引き出してキープしながら時間を稼ごうという姿勢が見えた。ただし、それを完璧に遂行できていたわけではない。まだラインが下がる傾向があったし、不必要に焦ってあらぬ方角に蹴ってみたり、キープもままならずあっさりボールを失う場面も数多く見られた。また、クロスやロングボールに対する対応を誤らなかったことは評価できるが、横浜の攻撃が迫力を欠いていたことは割り引いて考えなくてはならないだろう。
 そもそも、終盤に息苦しい思いをするのは中盤を支配しているにもかかわらず点が取れなかったからであり、この点についてはさしたる改善は見られていない。サポートの動きは依然として乏しいし、和波が戻ったことによって左サイドの動きは戻ったが、和波が動いたスペースに誰も入っていなかったためにいい形でそこを使えない場面が見られるなど、まだコンビネーションには難がある。右は砂川がうまく絡んで機能し出しているだけに、上里、三原らの働きに期待したい。また、後列やサイドからのゴール前への飛び出しがないので、せっかく工夫のあるクロスが入っても中の枚数が足りず、ことごとくはね返される。曽田のゴールがまさにその形だったことは、こういった動きの有効性を示しているのだが…。足元で受けて抜けようという動きはあったが、フリーランニングでの縦や斜めの飛び出しも欲しいところだ。
 ともあれ、喉から手が出るほど欲しかった結果を出すことができたことによって、精神的には間違いなくポジティブになれるだろう。次節以降、より積極的なプレーを見せてほしい。

選手寸評
MF#7 和波智広
 特に動きに故障の影響は見られず、彼が不在の間停滞していた左からの攻撃を活性化した。ただ、トラップなどの基本技術の拙さも変わっておらず(当然だが)、好機を何回かため息に変えた。途中で足が止まったが、病み上がりだということを考えれば致し方ないだろう。

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