« 2005J2#42 札幌2-4甲府@札幌ドーム | トップページ | 2005J2#44 札幌2-1草津@札幌ドーム »

2005J2#43 鳥栖0-2札幌@鳥栖スタジアム

 前の2試合とは異なり、立ち上がりから札幌の選手からは「前で勝負しよう」「インターセプトを狙おう」という意識が強く感じられた。それで取れなくても高い位置からプレッシャーがかかっているため、鳥栖の攻撃はおのずとロングボール一辺倒になる。あとは3対2の数的優位にある最終ラインがポカを犯さないだけ、という状態がほぼ1試合を通して続き、妙なプレーはいくつかあったものの、致命的なミスがほとんど生じなかったので完封することができた。CKこそ16本も与えたが、ほとんどは崩されたものではなくディレイされた鳥栖がやむなくコーナーを取らざるを得なくなったもので、そこでも集中を切らすことはなかった。
 攻撃では、前半はボールを取っても誰も動いていないため出しどころがなくボールは足元から足元、横か後ろばかりを往復し、崩せた場面はほとんどなかった。それなのに2得点してしまうところがこのスポーツの不思議なところだが、内容自体はプレスが面白いように機能し、ボールを奪った瞬間から複数の選手が動いてスペースを突く動きを繰り返し、何度も決定機を築いた後半の方がはるかに良かった。ここで何点か取れていればもっと楽に試合を運べたのだろうが、完全にペースを握っていたのでそれもさしたる問題とはならなかった。
 これからは、後半のような内容のゲームを相手のレベルにも自分たちの置かれた状況にもかかわらず、腰を引くことなくできるかどうか、また、そういった流れのときにきっちり得点できるかが課題になってくるのではないか。

選手寸評

MF#6 西嶋弘之
 前半はあたかも第4のCBのごとく振る舞い、絞り過ぎた位置取りだったため攻撃に関与できないばかりか守備でも左サイドに大穴を開けた。後半に入ると普通の左アウトサイドの位置に修正されており、そこではボールを落ち着かせて確実につなぎをこなし、チームにリズムを与えた。

MF#8 砂川誠
 前節とは違い攻撃のみならず守備にも積極的に関与し、再三ボールを奪っては攻撃につなげた。両サイドのスペースにも積極的に飛び出し、危険なクロスを何本も配給。中央でもドリブル、パスと相手に脅威を与え続けた。1ゴール1アシストの数字もさることながら、内容も素晴らしいの一言。間違いなく今季最高、もしかすると生涯最高の出来。

MF#21 金子勇樹
 特に前半、動きの乏しい西嶋と鈴木の穴を埋めるべく走り回り、ボールを引き出し続けた。勝負のパスを狙わなかったので消極的にも映ったが、囲まれていたり出し所がなかったりとあえてリスクを犯すべきではない局面にあることが多かったので間違った選択をしていたわけではない。後半の早めの時間に交代となったが、プレーの質が低かったわけではなくその時間で1試合分以上の働きをした、ということだろう。 

|

« 2005J2#42 札幌2-4甲府@札幌ドーム | トップページ | 2005J2#44 札幌2-1草津@札幌ドーム »

Consadole2005」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/155838/7332762

この記事へのトラックバック一覧です: 2005J2#43 鳥栖0-2札幌@鳥栖スタジアム:

« 2005J2#42 札幌2-4甲府@札幌ドーム | トップページ | 2005J2#44 札幌2-1草津@札幌ドーム »