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2005J2#38 仙台2-2札幌@仙台スタジアム

 得点経過だけを見れば、勝つべき試合だったのかもしれない。しかし、内容を見れば惨敗していて然るべきだった。雰囲気にのまれたのか、すべきことを何もせず、ほぼ90分間下がりっぱなしだったのだ。2得点できたことも、2失点で済んだことも不思議だと言わざるを得ない。
 もちろん、これほど悲惨な内容に終わったことを精神面だけに帰すわけにはいかない。前提として、ここ数試合の札幌は攻撃性を強めたことによってサイドの位置が高くなっている。それに伴い、裏をロングボールで狙われる場面はこれまでも見られた。ところが、この日の場合、受け手の動きが乏しく出すところがない上、セカンドボールへの反応が鈍いため、中盤で次々とボールを失う。その分短い時間でサイドの裏にボールが入ってくるためカバーリングが間に合わず、CBが引き出される。しかも、そこでの守備があまりにも軽く、簡単にクロスを上げられる。真ん中が数的同数や数的不利な状況でフリーに近い状態でクロスを上げさせればどうなるかは言うまでもあるまい。
 これだけどの相手にも狙われている以上、何か策を考えなくてはならない。理論的には前節の山形戦のようにプレスが完璧に機能していれば対応できるはずだが、全ての試合でそううまくことが運ぶとは限らないのだ。
 もっとも安直な解決方法はサイドの位置を下げること。ただ、現状のフットボールの質ともたらした結果を考えればその選択肢はない。4バックにしてそのスペースをガードすることも方法論としてはあり得るが、残りの試合数を考えれば現実的ではない(西谷の存在を前提とすれば、来季については考える価値はあろうが)。であれば、ボランチが下がるのか、CBが出るのかなどのカバーリングのタスクを明確にしていくしかない。
 教えてもらっていないこと以外はできない、というのがこのチームの現状だろう。自分で考えて動ける、自立した選手の集団になることが監督の望みであろうし、そうならないと本人たちにもチームとしても未来はない。うまく行っているときはいいがそうではないときはダメ、では今後戦っていけない。そろそろ自覚を持ってほしいものだ。

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