« 2005J2#30 甲府0-1札幌@小瀬スポーツ公園陸上競技場 | トップページ | 2005J2#27 山形1-0札幌@山形県総合運動公園陸上競技場 »

2005J2#31 札幌0-3鳥栖@厚別公園競技場

 1点目は仕方がない。というのは、組織に問題があって崩されたわけではなく、単純に属人的なミスであった、という意味。当事者が反省して次に生かすしかない。もっとも、これまでの彼のプレーぶりを見ているとそういった作業が為されている形跡がない。つまり、同じ性質のミスを犯し、同じ性質の言い訳をしている。「ミスが出るのは当然」らしいが、GKにこれだけ致命的なミスを何試合かに1回の割合で犯されては周囲はたまったものではない、ということだけは肝に銘じるべきだ。
 チームということを考えれば、中盤がプレスを怠り、最終ラインの対応も軽過ぎた2点目と、GKが前に出てのクリアを受けた選手がボールをさらわれた3点目の方がよほど深刻だ。いずれも後半開始早々で、特に疲労があったとか、極端に前がかりになっていた、というわけではない。それなのに、前半の彼我の出来からすれば同点、逆転も考えられた最も大事な時間帯に、誰一人として全く集中していなかったのだ。簡単にボールを与え、簡単に抜かれる。ボールホルダーを2人、3人で囲い込んでボールをもぎ取っていった鳥栖の選手の姿勢とは大違いだ。プロとして、プレーヤーとしてあるまじき失態であると言わざるを得ない。
 攻撃については、一言で説明がつく。下手なだけだ。キープもできない、パスも通せない、シュートを打つべき場面ではバックパス。そもそも、トラップすらままならない。復帰した砂川は下がり過ぎる悪い癖が出て、FWのサポートができずに金子や鈴木の使いたいスペースをつぶすだけ。これではいない方がマシだった。
 このチームの選手は、精神的に楽な時にはいいプレーができるが、この日のように苦しくなると何も考えられなくなる。事実、3点を失った後のプレーは攻撃(というよりフットボール)と称するのが不可能な代物で、マーカーに囲まれている選手にさばくことが不可能なパスを出し、仮に納まっても誰もサポートにも行かず周囲をウロウロしているだけ。サイドをいい形で崩してもゴールエリアには誰もいない。「精神的に切れている」ということを身を持って示したようなものだ。鳥栖の選手は楽だったに違いない。運動量が最後まで落ちなかったのも道理だ。
 今季のゲームを見ていても、彼らが監督に言われたことしかできないのは明らかだ。もし本気でトップリーグでプレーしたいというのであれば、自分で考えて、正しい判断を下せるようにならなくてはならない。こんな思考能力のかけらも感じられない試合をしているようでは、「J1」だ「昇格」だと口にすること自体、ちゃんちゃらおかしい。順位に踊らされる前に、自らがすべきことを完璧に遂行できるようにレベルアップすることを考えるべきだ。

選手寸評:入場料という対価を支払うに値するプレーを見せたものは皆無。従って、評価の対象にすらならない。
 

|

« 2005J2#30 甲府0-1札幌@小瀬スポーツ公園陸上競技場 | トップページ | 2005J2#27 山形1-0札幌@山形県総合運動公園陸上競技場 »

Consadole2005」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/155838/7272658

この記事へのトラックバック一覧です: 2005J2#31 札幌0-3鳥栖@厚別公園競技場:

« 2005J2#30 甲府0-1札幌@小瀬スポーツ公園陸上競技場 | トップページ | 2005J2#27 山形1-0札幌@山形県総合運動公園陸上競技場 »